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いつも469maランドにお越しいただき、どうもありがとうございます。
このたび、469maランドのリニューアルに伴い、下記新サイトへホームページを引っ越すことになりました。

http://www.e-wei.co.jp/469ma/ (名称: 469maネット|環境学習支援サイト)

今までどおり、新サイトのホームページ(TOP page)より環境家計簿やW-terminal等に、同じID・パスワード等でアクセスいただけます。

お手数ですが、ブックマークされている方はURLの変更をお願いいたします。

しばらくの間、こちらの旧サイトの整理等で見苦しい状態が続きますが、迅速に移行を行ってまいりますので、今後とも469maネットをよろしくお願い申し上げます。

2014年8月14日
NPO法人469maネット
理事長 小野田弘士


フィルム状太陽電池

 太陽電池といえば、家庭の屋根に付いている大きくて重そうなパネルを想像すると思います。しかし、実は現在折り曲げられる太陽電池がいろいろな所で開発されているのをご存知でしたか?


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東京大学と科学技術振興機構(JST)は、有機溶剤にp型半導体とn型半導体をブレンドして溶解したインクを用いて、厚さ1.4マイクロメートルという極薄の高分子フィルムに、有機半導体薄膜を均一に形成するプロセス技術を開発し、世界で最薄かつ最軽量の有機太陽電池を高分子フィルム上に作製することに成功した。

この技術を応用すると、太陽電池の携帯用情報通信機器への応用や、身に着けても重さを感じさせないヘルスケアや医療用デバイス用の電力供給源など新たな用途が拡大するものと期待されている。

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出典:環境ビジネスWEBサイト

東大とJST、世界最薄、最軽量、最柔軟の有機太陽電池を開発

http://www.kankyo-business.jp/news2012/20120405_a.html?utm_source=mail&utm_medium=mail120405_d&utm_campaign=mail

 

簡単に言うと、サランラップの1/10の薄さの太陽電池というわけです。


 これからも色々な太陽電池が開発されると思います。どんな太陽電池が世に出るか楽しみですね。

ユニフォームと聞くと、どういった言葉をイメージしますか?「制服」、「いつも着ている」?もしかしたら、「いつも着ているからちょっと汗臭いイメージ」なんてことを言う人もいるかもしれませんね。

 

帝人ファイバー社が、ポリエステル製品の循環型リサイクルシステムにより、リサイクル可能で、節電に対応した環境配慮型ユニフォーム向け素材を開発したと発表しました。「エネセーブ」というブランド名で展開していくそうです。

http://www.teijin.co.jp/news/2012/jbd120326.html

 

発表によると、エネセーブは、節電を実施している製造現場での快適性を重視し、夏服は通気性を高めて衣服内の温度を下げ、冬服は保温性に優れた柔らかな素材で重ね着などの温度調節をしやすくしたことで、間接的に消費電力の低減を図るそうです。速乾性や形態安定性に優れ、乾燥機での乾燥時間短縮、アイロンがけの回数減少に伴うエネルギー消費量低減にもつながるとしています。

 

エネセーブには、帝人ファイバーが推進する循環型リサイクルシステム「エコサークル」から生まれたケミカルリサイクル繊維を使用しており、科学的に分子レベルまで分解し、石油からポリエステル原料を製造する場合と同じ品質の製品に再生できるため、リサイクルに伴う品質劣化を抑制できるそうです。石油の消費量を抑えることで、エネルギー消費量やCO2排出量を約80%削減できるとのこと。

 

早速、富士フィルムグループの作業着に導入するそうです。使用後は、学生服やユニフォームなどのメーカー商社である株式会社チクマが回収し、「エコサークル」によりケミカルリサイクルされることで、石油由来のポリエステル原料を使用して同着数のユニフォーム(ブルゾンおよびパンツ5万セット)を製造する場合に比べ、約255t相当のCO2排出量削減に貢献するとしています。

 

これまでは衣類のリサイクルやリユースをお願いしてきましたが、衣類の素材から環境に配慮しようという今回発表された「エネセーブ」のような衣類を選ぶことも立派な環境配慮行動と言えます。ユニフォーム以外の衣類にも展開された際は是非検討してみて下さいね。

地球温暖化の原因物質

震災から丸1年が経過しました。今も変わらず節電、脱原発などが叫ばれています。ここ1年温暖化の話はあまりありませんが、温暖化について考えてみます。

温暖化の原因物質をご存知ですか?皆様から「当然二酸化炭素(CO2)だよ!」という言葉が聞こえてきそうですね。ここで地球温暖化の原因物質について見てみましょう。図中のパーセントは地球温暖化への寄与割合です。


地球温暖化原因物質.jpg

出典:アル・ゴア著「私たちの選択」より抜粋

実は二酸化炭素以外の要因も多いのです。

メタンの排出量の約2割は家畜のゲップや排泄物に起因するものと言われています。また、ブラックカーボンとはいわゆる「スス」のことです。これは森林破壊などにより生じていると言われています。

地球温暖化を論じるには、エネルギーだけでなく、更に幅広い視点が必要となります。節電だけではなく、紙、食料を無駄にしないなど、今できることから一歩ずつ実行したいですね。

省エネ効果&健康促進「LED照明」登場

先週に続いて、環境関連の新製品のご紹介です。

 

シャープから、住宅向けのシーリングライトのLED照明が316日に販売されます。従来型の製品で採用している寒色や暖色に加え、新たに"さくら色"を追加し、「癒し」と「安眠サポート」の効果を実証するものです。

http://www.sharp.co.jp/led_lighting/ceiling/sakura/

 

一口でさくら色と言っても、「八重桜色」と「ソメイヨシノ色」の2色に設定できるとのこと。もちろん、これまでの標準色だった寒色や暖色にも切り替えられます。

色をボタン一つで簡単に変えられるのもLEDだからこその特徴。この特徴と健康(=「癒し」・「安眠」)を結びつけた今回の商品リリース。単に省エネをアピールするだけではない家庭向け環境商材、今後もこのような流れが続くでしょう。

進化するコンセント

14日にソニーが新型コンセントを開発したことを発表しましたがご存知ですか。このコンセント、機器との接触なしにデータをやりとりする技術などを応用したもので、電気機器がコンセントに接続された際に、機器または利用者を判別・認証し、電力との関連付けが可能な「認証型コンセント」になっています。

今後、認証型コンセントが普及すると、利用者は新たに家電製品や電気自動車などの所有者の認証、機器ごとの電力管理・利用、電力利用の許可、過去の電力利用履歴の記録や電子マネーとの組み合わせによる電力課金・決済などができるようになります。さまざまな形で応用も可能で、普段は通電せず、利用時のみ機器認証を行い通電させることができるため、例えば異物を差し込んでも感電しない安全なコンセントを実現することができます。

 

また、消費電力の「見える化」にとどまらず、電力利用状況データを住宅やビル内、あるいはインターネット上のクラウドサービスを用いて蓄積・解析を行う事で、機器の使用状況や劣化の程度も継続的に確認できます。電力の需給がひっ迫した場合は、医療機器や冷蔵庫などには給電したまま緊急度の低い機器のみ電源オフにすることで、住宅やビル丸ごとの停電を回避する事も可能になります。

本技術、HEMSと組み合わせても力を発揮することが期待できます。認証型コンセントの情報をHEMSが統合することが容易になることで、分電盤単位での管理が主流のHEMSも、本技術によりきめ細かなエネルギー管理ができるようになることが期待できるからです。

 

50年ほど手つかずで変わっていなかったコンセントも、ついに進化の時を迎えたようです。湯水のように使っていた「電気」を見直す動き、まだまだ続くでしょう。

全国の室内気温

冬も終わりに近づいていますが、毎日のように雪が降っていますね。さて、本日は全国の冬の室内気温を見てみます。


室温ランキング.png

出典:ウェザーニューズWEBサイトより早稲田環境研究所作成

 

これを見て皆さん何か思いませんか?

北海道や東北の県が以外にも室温が高めなことが分かります。外が寒い分、室内は暖かくするのかもしれませんね。

また室温が低い県に九州、四国、中国地方の県が入っていることにも注目です。

寒すぎて体調を壊すほど省エネすることはお勧めしませんが、この節電の冬空調設定を控えめにして、消費電力を抑えたいですね。

車の暖房は我慢しない!

最近本当に寒いですね。私は最近よく車に乗っています。車も寒くて、暖房をかけないと、運転するのが大変です。

 

でも暖房をかけると気になるのは燃費・・・私は今まで燃費を気にして、あまり暖房をかけませんでした。

 

でも最近はガンガン暖房を利用しています。

 

え?地球環境がどうでもよくなったのかって?

 

いえいえ、そんなわけは無いです。暖房をかけても、かけなくても燃費にはあまり変わらないとわかったからです。

 

車の暖房は、車の冷却水(と言っても凄い熱くなる)にファンで風を当てて熱風を吹き出すものなのです。ファンが燃費に与える影響は微々たるものなので、暖房をかけても燃費にはあまり影響ないんです。皆さん知ってました?

 

しかし、ACOFFの状態じゃないと、ダメですよ。ACONにすると、エンジンに負荷がかかり、燃費は悪くなるんです。

 

細かいことはさておき、ACOFFにして(曇ったらONにしてくださいね)、快適な冬のドライブを楽しみましょう!!

EVの拡がり

先日、テレビを見ていましたら、秋田でコンバートEVの完成お披露目セレモニー(試乗会)の様子が放映されていました。

コンバートEVとは、市販の自動車からエンジン、燃料タンク等をモーター、バッテリーに置き換えたものです。EVをゼロから造るのではないため、大手自動車メーカー(HONDAやトヨタなど)ではない中小企業などでも取り組み安いEVと言われています。

 

今回秋田で製作されたコンバートEVは、東北では初の軽自動車のコンバートEVとして製作され、この度完成を記念し、お披露目セレモニーの開催に至ったとのこと。試乗会では完成したEVに秋田県長が試乗され、EVの可能性を体感されていました。

 

webで検索すると、家のガソリン車をEVに改造するサービスや団体がいくつもヒットします。新潟県の「人間行動科学研究所・てづくり電気自動車教室ちょいのりEV研究会」では一般の方も参加できる「てづくり電気自動車教室」を開催しています(http://ecoschool8.com/)。

このように、現在は以前よりもずっとコンバートEVが一般市民レベルでも手を出せるところまで拡がってきています。

 

現在、これらコンバートEVの拡がりに加え、ゼロからEVを造る中小企業や団体が日本中で増加しています(もちろん、早稲田環境研究所のULVも、です)。2012年、もっともっと拡がりを見せるであろうEV、これからも注目です!

発電量の季節変動

11月も下旬になり、今年も残すところあと1ヶ月少々。最近は特に日が暮れるのが早いですね。


さて、皆様の中にも太陽光発電システムを設置されている方が多いのではないでしょうか?季節によって日照時間は異なるので、太陽光発電システムも発電量も変わります。どれくらい変わるか見てみましょう。


下図は産総研つくばセンターの過去4年間の発電量と電力供給割合を月平均でグラフ化したものです。


産総研つくばセンターの太陽光発電の発電量と電力供給割合の実績(4年間の平均)

出典:独立行政法人産業総合研究所 太陽光発電システムにおける実証・評価資料

 

これを見ると日照時間が短い冬の発電量が少ないことがわかりますね。でも、このグラフにはもう一つ注意して見て欲しい箇所があります。6月、7月の発電量が3月-5月よりも低いことです。


これは梅雨のため日照量が少ないことに加え、太陽光発電システムは一般的に熱を持つと発電効率が悪くなるためです。季節変動を知っていると発電量を見る楽しみも増えますね。

最終処分地の現状

 私たちの暮らしからは、毎日ゴミが出ます。これらのゴミは自治体によって回収され、使えるものはリユース・リサイクルされます。しかし、リユースもリサイクルもできないもの(焼却処分した際に出る灰を含みます)は、最終処分地へ運び込まれます。

皆さんは最終処分地の現状をご存知でしょうか。「ゴミは出すだけだして、あとはしーらないっ」という方が多いのではないでしょうか。今回は最終処分地の現状について学びましょう。

 

最終処分地における、今後埋立可能な量を残余容量と呼びます。その量が満杯になるまでの残りの期間の推計値を残余年数と呼びます。

下のグラフを見て下さい。


111118.jpg

出典:日本産業廃棄物処理振興センター 産廃知識 産業廃棄物処理の現状

http://www.jwnet.or.jp/waste/genjou.shtml

 

これは、最終処分場の残余容量、埋立処分量および残余年数の推移を表したものです。残容容量を見ると、ほぼ横ばいであることがわかります。横ばい、ということは、新しく処分地を作ることはほとんどできないということです。

また、残余年数を見ると、増加傾向であることがわかります。つまり、埋立量が年々減少しているということです。これは、焼却技術の進歩や3Rの成果によるものです。

最終処分量を見てみましょう。減少傾向であることがわかりますね。つまり、最終処分地に回されるゴミは少しずつ減ってきているのです。これも3Rの成果ですね。

ともあれ、残容容量は横ばいのまま。これからも3Rをしっかり実践しましょう。

本格的な冬に向けて

寒くなってきましたね。本格的な冬にむけて、今のうちに知っておいてもらいたいこと、冬の間心がけてもらいたいことをまとめます。

 

冬場の電気の使用状況は下図のようになっています(縦軸は使用電力量)。

111111_1.png

冬期における使用電力量の時間変化の様子

出典:関西電力 今すぐできる!冬の節電ポイント集資料

夏の電力使用量のピークは日中でした。冬は朝と夕方にピークが来ます。これは、朝起きて暖房機器をON、そして夕方帰宅して暖房機器をONすることが多いからです。ONにした直後が最も電力を喰います。部屋が暖まってくると、後は温度が下がらない様に電力が使われるため、上図のように9:00から21:00の間ずっと使用電力量は高い状態になるのです。

 

これを受けて、冬の間に心がけてもらいたいことがあります。

まず、暖房の設定温度の上げ過ぎには注意しましょう。推奨設定温度は19度です。そして、「ちょっと寒いかな」と思ったら、設定温度を上げる前に1枚着込むようにしましょう。また、他の暖房機器よりも使用電力が低いコタツの活用も、ご検討下さい。電気を使わない灯油ストーブも良いのですが、使用時にはくれぐれも一酸化炭素中毒にはお気を付けを!

その他に、「あっため小物」も活用されてはいかがでしょうか。例えば、最近おしゃれなカバーがいっぱい出ている湯たんぽ。使用前にお湯を沸かせば長く温まることができて良いですね。

また、首には頚動脈などの太い血管が集中していますが、そのわりには無防備で、脂肪も薄いため、寒さを感知しやすくなっています。逆に言えば、首を温めれば温かさを感知しやすいということ。首を温めるマフラーやネックウォーマー等も是非取り入れましょう。マフラーの中にUSBでも充電可能な簡易ヒーターが入っているものも発売されています。

コタツや「あっため小物」を活用し、節電の冬も楽しく乗り切りましょう。

世界の電気料金

自分の家の電気代が高いと思いますか?

きっと皆さん高いと感じていられるのではないでしょうか。

ここで世界各国の電気料金を見てみます。


111107.gif

出典:経済産業省 資源エネルギー庁 エネルギー白書2010

http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2010energyhtml/2-2-4.html

 ※単位はドル/kWh

 ※2008年(日本とドイツは2007年)データ


日本は欧州各国よりも電気料金が低いですね。

欧州ではLEDが推進されている背景にはこんなこともあるのでしょうね。

日本はゴミが多い?

日本は包装が過剰だ等と良く言われていますね。確かに私も袋の中に袋が入っていると、「こんなに包装しなくても」と思います。

 

では過剰包装といわれる日本は出すゴミの量も多いのでしょうか。


ちょっと古いデータですが、2000年の以下の国の一人あたり一般廃棄物(産業廃棄物を除いたゴミ)排出量を多い順に並べてみましょう。

 

アメリカ・日本・ノルウェー・韓国

 

答えは分かりますか?

 

答えは以下の通りです。

1.  アメリカ 760kg

2.  ノルウェー 620kg

3.  日本 410kg

4.  韓国 360kg

【出典】OECD, OECD Environmental Data Compendium 2006-2008, Waste

日本は実はそんなにゴミの排出量が多くないのです。環境が盛んなイメージのあるノルウェーより低いって驚きませんか?

 

もちろん日本も無駄なところはたくさんありますが、このような事実も忘れないようにしたいですね。

11月のULVの展示会参加スケジュール

11月はULVが静岡と愛知の展示会に参加します。中部地方にお住まいの方は是非この機会にULVに会いに来て下さいね。 


 ●11/1 全国EVサミットinしずおか

  ULV:展示・試乗 (※試乗は当日先着予約制)


 ●11/23 クルマ未来博2011

  ULV:展示のみ

早稲田大学 小野田准教授のワンポイントエコ授業
 
みんなで学ぼう!地球で起きてるこんなこと 
 
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