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フィルム状太陽電池

 太陽電池といえば、家庭の屋根に付いている大きくて重そうなパネルを想像すると思います。しかし、実は現在折り曲げられる太陽電池がいろいろな所で開発されているのをご存知でしたか?


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東京大学と科学技術振興機構(JST)は、有機溶剤にp型半導体とn型半導体をブレンドして溶解したインクを用いて、厚さ1.4マイクロメートルという極薄の高分子フィルムに、有機半導体薄膜を均一に形成するプロセス技術を開発し、世界で最薄かつ最軽量の有機太陽電池を高分子フィルム上に作製することに成功した。

この技術を応用すると、太陽電池の携帯用情報通信機器への応用や、身に着けても重さを感じさせないヘルスケアや医療用デバイス用の電力供給源など新たな用途が拡大するものと期待されている。

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出典:環境ビジネスWEBサイト

東大とJST、世界最薄、最軽量、最柔軟の有機太陽電池を開発

http://www.kankyo-business.jp/news2012/20120405_a.html?utm_source=mail&utm_medium=mail120405_d&utm_campaign=mail

 

簡単に言うと、サランラップの1/10の薄さの太陽電池というわけです。


 これからも色々な太陽電池が開発されると思います。どんな太陽電池が世に出るか楽しみですね。

早稲田大学広報誌「CAMPUS NOW2012 新年号に早稲田環境研究所 取締役会長 小野田の本庄スマートエネルギータウンプロジェクトに関する寄稿記事が掲載されました。

●バイオマスエネルギー:周辺地域との連携を図りバイオマスエネルギーを活用した街づくりを展開

●次世代モビリティ・交通システム次世代モビリティシステムの運用で新しいビジネスモデルを創出

webから閲覧できますので、是非チェックしてみて下さいね。

発電量の季節変動

11月も下旬になり、今年も残すところあと1ヶ月少々。最近は特に日が暮れるのが早いですね。


さて、皆様の中にも太陽光発電システムを設置されている方が多いのではないでしょうか?季節によって日照時間は異なるので、太陽光発電システムも発電量も変わります。どれくらい変わるか見てみましょう。


下図は産総研つくばセンターの過去4年間の発電量と電力供給割合を月平均でグラフ化したものです。


産総研つくばセンターの太陽光発電の発電量と電力供給割合の実績(4年間の平均)

出典:独立行政法人産業総合研究所 太陽光発電システムにおける実証・評価資料

 

これを見ると日照時間が短い冬の発電量が少ないことがわかりますね。でも、このグラフにはもう一つ注意して見て欲しい箇所があります。6月、7月の発電量が3月-5月よりも低いことです。


これは梅雨のため日照量が少ないことに加え、太陽光発電システムは一般的に熱を持つと発電効率が悪くなるためです。季節変動を知っていると発電量を見る楽しみも増えますね。

再生可能エネルギー

826日に再生可能エネルギー買取法が成立しましたね。この法律は再生可能な自然エネルギーを推進するための「固定価格買取制度」を日本で実施するものです。

この制度により、個人や事業者が自然エネルギーで発電した電力が、電力会社に一定の価格で買い取ってもらえるようになります。つまり、この制度は日本国内の自然エネルギー普及のカギとなる制度と言えます。

 

さて、そんな再生可能エネルギーですが、再生可能エネルギーにはどんなものがあるか、ご存知ですか?


Q.次のうち、再生可能エネルギーはどれ?

【天然ガス、風力、水力、太陽光、太陽熱、地熱、バイオマス】

※答えは一つではありません

 

 

答えは・・・?

 

上記の中では天然ガス以外の風力、水力、太陽光、太陽熱、地熱、バイオマスが再生可能エネルギーです。天然ガスは、天然に産する化石燃料である炭化水素ガスですから、再生可能エネルギーではありません。「天然」と名前が付いているため、再生可能エネルギーと思っていた人、いませんか?

 

再生可能エネルギー買取法成立により、日本国内の自然エネルギー利用率は本当に急速に増加するのでしょうか?これからの国内の動向に注目しましょう。

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私たちが生活する上で、どうしても欠かせないモノってありますよね?
たとえば、エアコン。テレビだってそうです。
レジ袋がエコバックに代替できるように、
エアコンを〇〇に代替する...なんてことは今はまだできません。


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図1 各製品の使用による年間1世帯あたりCO2排出量

その製品を代替できないのであれば、
その製品のもととなっているエネルギー源を変更してみてはいかがでしょうか。

例えば、ENEOSの「家庭用燃料電池 エネファーム」や
エコな給湯器「エコキュート」などが有名ですね。

そして、今注目されている家庭用エネルギーシステムに
「太陽熱利用」システムというものがあります。

太陽エネルギーといえば、太陽光発電が有名ですが、
太陽熱利用システムでは、家の屋根などに設置した太陽熱温水器で温水を作り、
それを、お風呂や給湯に使うことができます。

太陽熱利用システムを使用するだけでも、
30
%以上のCO2 を削減することができるんですよ。

是非、皆さんも「太陽熱利用」について調べてみてください。

ドイツでは株よりスゴイ太陽光発電

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補助金制度等が充実している流れで、様々なお得な機会が展開されて、国内でも太陽電池を取り入れている家庭が増えているみたいですね。それは、どのくらいCO2ダイエットになり、どのくらいお財布にやさしいのでしょうか。

 

太陽光パネルを狭い屋根にばっちり設置した事を想定しましょう。例えば、12個のパネルを載せたとします。合計出力は、2.2KWくらいになります。

 

パネル費用と設置費≒(11.7万(パネル)+3万(工費))×12個=176

補助金1KW当たり 国:7万、東京都:10万、区7万(5万?15万が平均的)とすると

総出力が2.2KWなので補助金は 22万+15.4万+15.4万=52.8万 最も安くて=120

プラスαな特典 家電量販店のオール電化パッケージ割引、太陽発電ユーザーモニター割引、火災保険が安くなる、環境優良商品のローンだと金利割引がある。今年度の購入者に対しては売電価格が48/kWhという設定が設けられていいて、来年度は42円になる。(買いのタイミングは大事?)

本体176万‐補助金52.8万≒123万。お得割引を20万と見積もり

100万位で購入できたとしましょう!

日本の電力の平均CO2排出量は、1kWh=約400g-CO2

★家庭の電気利用量は、450kWh/月とすると180Kg-CO2

★売電量の試算:1日の稼働時間が3時間として、屋根の日当たりから効率を85%(西に設置したとして)とすると

2.2kW×3h×0.855.61kWh

168.3kWh/月がソーラーからの発電量となります。

よってソーラーによるCO2削減効果は168.3kWh×400g-CO2=67.3Kg-CO2/月となります。

電気代は1kWh 24円で10800

売電は1kWh 48円なので8078

 

100万円初期費用で回収年数は10年くらいやはりかかりますが?それ以降は全部御財布に。やっぱり地球のダイエットに貢献です。

 

ちなみにドイツの政策では以前、売電が3倍の価格で取引されていたらしいです。

これを上で仮定してみると、12118円の売電額に。若干12枚で月1318円の収益が入る。100万円寝かせているよりは良いですね。そしてパネル数を増やせばより収益率は高くなります。屋根が広かったら物凄い欲しい。

 

しかしながら、初期費用が色々とかかり回収年数が長期になるので、色々なキャンペーンを利用するのがお得なのでしょうか。

 

実は、一番得な効果というのが・・・・オール電化に変え「省エネ根性」が芽生えた結果、電力消費が下がる事です。モニター対象に実証されたみたいです。これが最も嬉しい特典かも。ダイエットでいうと筋肉ついて消費エネルギーが増える感じですね。

 

ダイエット!

●地球: 67.3Kg-CO2/

●御財布: 8078/

◎何より筋肉質な省エネ体系になる!

 

 

ニックネーム:ベニー

趣味:旅行、ささやかな投資

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090706.jpg

こちらは、第3回でも紹介したリチウムイオン電池です。

 

僕たちはこれを

「原動機」

と呼んでいます。

(正確には、リチウムイオン電池とモーターを合わせて原動機と言います)

 

原動機?!電池って言ったほうが簡単じゃん!

 

って最初は思ってました。

 

でも、この原動機って電池だけとは限らないんです。

 

そもそも原動機というのは、

エネルギーを力に換える装置のことです。

 

ガソリン自動車ならエンジンです。

ULV3号機だと、リチウムイオン電池とモーターってわけです。

車の心臓部分ですね。

 

つまり、そうとう重要な部分になってくるわけです。

 

・・・。

 

で?!

 

ここからが研究としては重要になってくるわけです。

 

次回、具体的にどう重要なのか。

この「原動機」という言葉、

要チェックです!

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