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日本はゴミが多い?

日本は包装が過剰だ等と良く言われていますね。確かに私も袋の中に袋が入っていると、「こんなに包装しなくても」と思います。

 

では過剰包装といわれる日本は出すゴミの量も多いのでしょうか。


ちょっと古いデータですが、2000年の以下の国の一人あたり一般廃棄物(産業廃棄物を除いたゴミ)排出量を多い順に並べてみましょう。

 

アメリカ・日本・ノルウェー・韓国

 

答えは分かりますか?

 

答えは以下の通りです。

1.  アメリカ 760kg

2.  ノルウェー 620kg

3.  日本 410kg

4.  韓国 360kg

【出典】OECD, OECD Environmental Data Compendium 2006-2008, Waste

日本は実はそんなにゴミの排出量が多くないのです。環境が盛んなイメージのあるノルウェーより低いって驚きませんか?

 

もちろん日本も無駄なところはたくさんありますが、このような事実も忘れないようにしたいですね。

第29回 チリの鉱山事故から考える

 南アメリカにある国チリの鉱山で落盤事故が起きてから1年が経過しました。チリといえば細長い国の形、そして銅が有名ですね。

 事故の起きたサンホセ鉱山でも、銅などを採掘しています。

 今回は、その銅についてお話します。

 最近、銅鉱石の品位が落ちてきています。どうしてだと思いますか。

 私たちが採掘し過ぎたためです。

 このまま採掘が進めば、銅はなくなってしまいます。銅は私たちの生活に欠かせません。その性質をいかし例えば、エアコン、テレビ、オーディオ、携帯電話、デジカメなどに使われています。

 ところで、見方を変えると、不要になったそれらの家電製品から銅を取り出し、再利用することが可能だということに気づきます。

 レアメタルになりつつある銅。都市鉱山には、銅以外の資源もたくさん埋もれています。これらを上手に回収してリサイクルにまわすことが大切といえますね。

 次回は都市鉱山についてお話します。

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早稲田大学環境総合研究センター

招聘研究員

神宮文代

京都議定書はどこへ

今年の夏は「節電」の話で持ちきりでしたね。さて、最近は涼しくなり、早くも冬の足音が聞こえている気がします。

 

さて、みなさんは京都議定書というものをご存知でしょうか。

 

1997年に京都市で「第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)」が開催されました。この会議の中で議決した議定書のことを、「京都議定書」と呼びます。その中で求められている日本の削減量は-6%1990年比)です。


この「-6%」の期間はいつか分かりますか?

2008年-2012年です。今は2011年ですね。

 

さて、今の日本の現状をおさらいしてみましょう。

・地震により、ほとんどの原発が停止している。

・今後も原発は減らす方向へ向かうと思われる。

・原発停止により足りない分の電力は火力発電により賄うことが現実的。

・火力は他の発電と比較して多くCO2を排出する。

 

今後数年間を考えると、おそらく日本のCO2は増える方向になると思います。

10年、20年後は再生可能エネルギーが増えていると思いますが・・・)

 安全性、CO2、コストといった全てを考慮しながら政策を決定するべきなんだと私は思います。

夏と冬のCO2排出量

8月も終わりましたね。今年はエアコンを付けましたか?

 

最近はCO2の話がなくなっていますが、たまにはCO2の話をしてみましょう。

 

以下は平成20年度8月と12月の京都市の家庭における電力、都市ガス使用量の平均値です。

8月 電気580kWh 都市ガス10.9m3

12月 電気436kWh 都市ガス36.6m3

出典:http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000043199.html

 

CO2の換算係数は以下のとおりとします。

電力  0.294 kg-CO2/kWh

都市ガス  2.23 kg-CO2/m3

 

このとき、8月と12月どちらがCO2を出しているでしょうか。

 

答えは12月です。

8 195 kg-CO2

12210 kg-CO2

 

意外じゃないですか?

CO2削減という観点から考えると、冬場も重要ですね。

冷房時にカーテンを閉めますか?

みなさん、節電の夏どのように過ごされていますか。

 

エアコンはつけたくないけれど、つけないと熱中症になるかもしれない・・・

 

難しい選択ですね。

 

風が通らなくて、本当に暑い場合、温度設定を控えめにしてエアコンをつけることが良いのではと私見ながら感じます。

 

さて、昼間にエアコンをつけるときに、こんなことを思いませんか?

「カーテンを閉めて照明をつけてエアコンをつけるか、カーテンを開けて照明を消してエアコンをつけるかどっちがいいんだろう?」

 

簡単ですが試算してみます。

カーテンではないですが、ブラインドを全閉した時の冷房節電効果は冷房の10%程度のようです。カーテンも同様の節電効果と仮定します。

 

6畳の部屋の冷房定格消費電力は約500W程度なので、その10%が省エネできたと仮定すると50Wの消費電力削減効果があります。

 

ということは、50W以下の照明をつければ、カーテンを閉めたほうが節電できるということになります。


通常のランプ型蛍光灯は10W程度ですので、それだけをつければ節電できますね!

 

暑い夏ですが体調を崩さないようにお気をつけ下さい。

どれだけ電気を使ってますか?

先週に引き続き、研究員2号です。

 

突然ですが皆様自分の家の電気をどれくらい使っているか知ってますか?

「何故か今月は電気料金が高いなー。」と思われることがよくあると思います。

 

そんな時には家庭の電力を見える化する機器が便利です。

家庭の電力を見える化する機器はいくつかあるのですが、そのうち2つをご紹介します。

 

1)中国計器工業株式会社 省エネナビ

省エネナビは日本の家庭で一番よく使われている見える化機器です。

セットも簡単、自分でブレーカーに機器を取り付けるだけです。

お値段は35千円程度。

これが安いか高いかはこれを付けて減った電気料金との兼ね合いでしょうね。

 

http://www.chukeiko.co.jp/01product/energy/ck-5/price.html

 

2NTT東日本

NTT東日本も家庭の電力見える化サービスを始めようとしています。

なんと月500円程度で提供する予定とのこと。年間6,000円程度ですね!

26日までモニターを募集しているそうなので、応募してみてもいいですね。

http://flets.com/eco/mieruka/

 

みなさまも家庭の電力を見える化してみてはいかがでしょうか。

これまで分からなかった無駄が見えてくるかもしれませんよ。

節電にご協力下さい

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連日、地震による被害拡大が報道されています。世の中では、電力供給に関する議論がなされています。

本日も前回に引き続き、節電対策を紹介します。

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◆暖房と一緒に扇風機を使う

 暖房で作られた暖かい風は上に向かうので、それを扇風機でかき混ぜることで、温かい風が部屋の中に循環します。暖房の設定温度を1℃下げると10%程度の省エネといわれています。扇風機の消費電力は暖房の10%程度なので、暖房の設定温度を2℃以上下げて扇風機を使いましょう。

→参考URL: http://www.469ma.jp/469mablg/2009/12/7-2.html

 

◆いっそ暖房を使わない

 もう3月も終わりですので、暖房を使わないことも考えていきましょう。エアコンの消費電力は家庭の消費電力の25%を占めています。以下のような対策を講じることで、多少寒くてもいっそ暖房を使わないことも考えましょう。今回ばかりは緊急事態ですので。

・靴下 ・ネックウォーマー ・レッグウォーマー ・モコモコ帽子

・フリース ・スリッパ ・毛糸パンツ ・ヒートテック

・湯たんぽ(ペットボトルでも代用可能)

→参考URL: http://www.yonden.co.jp/life/energy_saving/kurashi_energy/page_03.html

 

◆白熱電球をやめて、蛍光灯ランプやLED照明を使う

 白熱電球とは何か知っていますか?白熱電球は点灯すると手で掴むことのできないくらい熱くなるランプです。白熱電球は使用する電力のうち、僅か10%しか光にならず、残りの大部分は熱として無駄になります。蛍光灯やLED照明は白熱灯より4倍程度効率が良いことが知られています。白熱電球を蛍光灯やLED照明に変更することをお勧めします。

→参考URL: http://www.excite.co.jp/News/bit/E1268626613803.html

 http://www.469ma.jp/469mablg/2009/12/7-2.html

 

◆いっそ照明をつけない

昼間はカーテンを開けて、照明をつけないのはいかがでしょうか。そして夜は月明かりを楽しみましょう。他には、テレビやPC等を見るときは、部屋の電気を消すことも考えられます。これを機会に早寝早起きの習慣をつけて、節電&健康的な生活を過ごすことはいかがでしょうか。

ちなみにキャンドルは地震で倒れた時に危ないので、今は控えておいたほうがよいでしょう。

小さなことかもしれませんが、できることからコツコツと節電しましょう。

 

2011311日(金)に東北地方を震源とする大地震が発生しました。

今回の地震被害に遭われた方へ謹んでお見舞い申し上げます。

 

また、読者の皆様の無事を心からお祈り申し上げますと共に、被害に遭われた地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 

また、今回の地震により発電設備に大きなダメージを受け、電力供給に支障をきたしています。甚大な被害を受けている地域の復興支援や公共機関などの電力を確保するため、節電にご協力をお願い申し上げます。

 

469maランドでも家庭でできる簡単な節電、省エネ方法をこれまでの記事含めご紹介していきますので是非、御覧下さい。

 

469maランド事務局

 

環境機器時計 その2

前回は環境危機時計とは何か?を紹介しました。今回は地域別で人の意識がどう違うのかを見て行きたいと思います。

 

また、2010年の調査結果を地域別にみると、「昨年と比べ最も針が進んだのは中東で65分、次いで中南米とオセアニアが約20分、北米12分、アフリカ9分。日本も針が1分進んだ。」とあり、逆に、「全アジア(日本を除く)は3分戻り、東欧・旧ソ連、西欧が10分から14分針が戻っている。」とあります。

危機感への意識の変化は各国共通と言うわけではなく、その国の文化などの背景によって大きく異なるようです。

 

確かに各国共に地球温暖化問題への危機感は強いものの、市民のライフスタイルや廃棄物問題や人口・貧困・女性の地位問題への危機感が大きなウエイトを占める地域もあります。

 

地球温暖化というグローバルな問題よりも、今、自分の置かれている局所的な問題の方が生きていくうえでは深刻な問題に成り得るし、その分関心も高いということが言えそうです。もちろん、地球温暖化問題は深刻であり決して無視できない問題だと思います。しかしながら、時に私たちは、そういった局所的な問題にもフォーカスし、考えて行くことも大切なのではないでしょうか。

環境機器時計 その1

地球環境問題がここ数年、騒がれエコブーム等が起きる中で環境に関する人の意識も大きく変わってきました。今日は、そんな意識の変化を時計にたとえて表した「環境危機時計」というものを紹介しようと思います。


「環境危機時計」とは旭硝子財団が世界の環境有識者を対象に、地球環境の悪化に伴って人類の存続に対して抱く危機感についてのアンケート調査を行い、得られた結果を時刻に例えて表したものです。同財団は1992年より、この調査を実施してきました。

http://www.af-info.or.jp/questionnaire/clock.html

時計は0時から12時までの24時間で、12時に近づけば近づくほどより深刻であることを示します。また、0‐3時までのフェーズは「ほとんど不安はない」、3時‐6時までのフェーズは「少し不安」、6‐9時までのフェーズは「かなり不安」、9‐12時までのフェーズは「極めて不安」を表します。

 

今、環境危機時計を見ると時刻は919分を指しています。発表されたデータによると「昨年(2009)と比べ針は3分戻り、2年連続で危機感が弱まる。」と報告されています。しかしながら、調査当初の1992年に比べれば2時間ほど後退していると共に、危機感についての意識は「不安」であるという状況がここ10数年ほど維持されていることになります。

 

では、一体何が脅威をもたらしているのでしょうか。それは地球温暖化をはじめとする環境問題ではあるのですが、意外なことに地域によって違っていました。次回は、この続きからお話ししようと思います。

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