Earth Health Club Corporation
ずっと地球とお友だち
個人の皆様 法人の皆様 受験問題に挑戦! 469ma(シロクマ)ランドとは? W-Terminalメンバーオンリー
TOP アドバイス ECOを知る ログイン

2011年1月アーカイブ

 みなさん、お元気ですか?さて、今日は「ロードヒーティング」というものについて少しお話しようと思います。冬にあまり雪の降らない地域に住んでいる方はあまり聞きなれないかもしれないのですが・・・。

 ロードヒーティングとは車道や歩道に埋設し、電熱線類や温水を循環させて降ってきた雪を溶かしたり路面の凍結を防いだりする優れものです。事実、雪で凍った道路は危険極まりないのです。うっかりしていると転倒、頭を強打ということになりかねません。私は北海道に数年間住んでおりましたが、転倒しない年は無いほど毎年、3,4回は派手な転倒をしていたものです・・・。なので、雪国の重要なインフラであるロードヒーティングには特別な愛着?がありました。

 さて、ロードヒーティングはとても便利な一方、莫大な費用がかかります。公共の場で設置されているもののうち、例えば札幌市の場合は設備の維持管理に年間約10億円、将来の設備更新も考慮すると毎年平均20数億円くらいであることが公表されています(札幌市役所Webより)。おまけに電気代もかかり、CO2もたくさん排出されてしまう・・・。そんなにお金もかかって環境に悪いなら必要ないんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。確かに、私が以前住んでいた場所でも年々、ロードヒーティングを設置しているところも少なくなっていったように感じました。

しかし一方で、毎年雪の降る時期になると歩行者の雪道での転倒事故、道路でのスリップ事故など雪に関する事故が多々起きているのも事実なのです。特に、札幌市だと歩行者転倒事故だけで年平均救急搬送件数が約750(平成8年度-12年度 ウインターライフ推進協議会Webより)にも上ることが報告されています。Webサイト等で、雪道の歩行に関する注意を呼び掛ける自治体も多くあります。

ロードヒーティングのない場所は確かに環境には良いけれど、決してそこで生活する人にとっては便利であるとは言えないようです。もちろん、いろいろな事情が考えられますが、エコももちろん、利便性も追求したいものです。

こんにちは。469maランドに毎月電気代、水道代などを入力してくれている皆さん、もしくは最近、ちょっと忘れがちだったなという皆さん・・・!

以前、469maランドブログでも「みなさんのCO2排出量はどのくらい?」や、「CO2排出量の1年間の推移は?」で、グラフのデータやCO2排出量について述べましたが今日はある469maユーザーさん(私ですが。)のグラフを紹介しようと思います(リニューアルしたということもありますし・・・)。

110114.jpg


さて、グラフに表示される色つきの棒は、皆さんが入力をしている電気、ガス、水道代などの料金を積み上げて示しています。入力の登録をしているエネルギーの数だけ、色つき棒が積み上げられるという形になりますね。また、自分が今月合計何円使ったかは、グラフの一番下に表示され、同じ世帯の人の金額は星☆マークで示されます。

 このグラフを見ると、7月からのデータしかない水道を除いても、4月・9月が高そうです。9月は間違いなく昨年の暑さの影響を受け、電気(エアコンが主でしょう・・・)をたくさん使ってしまったことがあらわれています。4月はちょうど、ガスコンロを購入したばかりで勢いでガスで料理をたくさんしたせい・・・と、思います。10ヵ月ほどの入力ですが、「ああ、こんなに使ってる・・・。」と改めて思います。

 こんな感じでいろいろ比較して見ると面白いですよ♪また、このユーザーのように9月に使いすぎてしまった!と感じた時は、来月は電気代を○○円以内にしようなどの目標を付けてみると面白いのかもしれません。

 また、グラフの一番上に表示される数字はCO2の排出量を示しています。グラフだと大体毎月、人1人分ものCO2を出していることになっています。1年間だと約720kgにもなります!!

 しかし、以前も述べましたがいきなり○○円削減!!とやってしまうよりは、夏はエアコンの温度を1℃下げてみる、中間期(春・秋)はエアコンを使用しないなどパターン化して対策することが重要ですね。

 469maランドでは毎月入力していくとポイントが貯まり、素敵なグッズと交換することが出来ます!!ぜひ、エネルギー使用量・使用料金を見える化して上手く利用方法を考えてみてはいかがでしょうか?

「私のヒストリー」第8回

 

kojima.jpg大学生の頃

「おいっ、もっとしっかりやらんか!」

 私たちの腕立て伏せを見て、上級生たちの厳しい罵声が飛ぶ。

「何で自動車部なのに腹筋とか、腕立てとかやらせるんだよ......」

体力に自信の無い、同級生がぼやいている。

 

立教大学に入って、私は体育会自動車部に入部していた。大学の構内を1930年式のフォードフェートンが走っていたのだ。それはかの有名なシカゴのギャング、アルカポネが颯爽と乗り回していたクルマだ。映画でしか見たことのない名車が目の前を走っている。自動車部に入ればカポネと同じクルマに乗れる! 私はすぐさま自動車部に入部届けを出したのだ。

自動車部に入れば、毎日憧れのクルマを乗り回せると思った私だが、それは甘い夢ではるか先のことだった。

当然体育会に所属する部だ。体育会としての体力強化も活動のひとつだ。毎日5、6キロのマラソン、腕立てに腹筋、いろいろなメニューをやらされた。そして実技としてエンジンをかからなくした大型トラックのエンジン・クランク回しもやらされる。当時のクルマはバッテリーの性能が今と比較にならないほど悪い為、街中で古いトラックがクランクを回してエンジンをかけている姿を見かけたが、自動車部にある大型のトラックのクランク回しは、10回以上も回せばヘトヘトになり、、相当な体力を要求されたりもする。

自動車部に入ってかっこいいクルマを乗り回そうと思っていた同級生達にとって、この体力強化やクランク回しは「こんなはずじゃなかった......」とぼやくはめになっていた。

それに体育会ということもあり、連帯責任の名の下に、スパナ等の工具類を紛失した時などは、上級生の説教に始まり長時間の正座。そして弛んでいるとの理由でビンタを張る上級生もいた。当時の体育会はどこを見ても同じようなものであり、上下関係は厳しく1年学年が違えば虫けら同然、年上は神様、仏様状態だった。

しかしあまりに理不尽な体罰やイジメの類は、私が学年を一つ上がる度に、みんなで話し合って少しずつでも改善しようと取組んだものだ。

それでもクルマの整備は命に係わる事故につながる危険性もあるので、細心の注意と不手際の罰則だけは規律として残していた。

自動車部としての基本的な運転技術習得は、夏に軽井沢や山中湖で合宿し、集中的にトレーニングを行った。面白いことに今流行のエコドライブを当時から取り入れていた。いわゆるエコラン(効率走行)というやつだ。タイヤの空気圧にオイル点検、無駄なブレーキの不使用に急加速をしない等、いかにガソリンを消費しないで走るかも学習したものだ。

今や環境問題の一環として、クルマの環境負荷が叫ばれている。その対策として、エコドライブは定番となっているが、自動車部に入部したお陰で、今から40年前に私は早くも部活で学んだのだ。

 ワシントン条約とは、絶滅の恐れのある野生動植物の国際取引に関する条約です。この条約によって、絶滅の恐れのある動植物の輸出入が制限されるなどし、動植物を守ります。

 さて、今回はその対象としてマグロがとりあげられました。日本人にとっては、食文化の一つであるマグロです。ですが、マグロを食とみなさない国の方がはるかに多いのが現実です。以前も、日本の食は輸入に頼っているといることをお話しました。もしマグロがワシントン条約に加われば、マグロの輸入が難しくなり、私たちの食生活に影響が出ることも確かです。けれども一方で、輸入に頼る食生活を見直すいい機会になることも事実です。


28回分写真.jpg

出典:水産王国堺漁港HP


早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員   神宮文代

 

早稲田大学 小野田准教授のワンポイントエコ授業
 
みんなで学ぼう!地球で起きてるこんなこと 
 
地球健康クラブ
 
早稲田環境研究所
 
NPO法人469maネット
 
このシロクマランドは早稲田環境研究所と地球健康クラブが共同で運営しております。

Supported by
Earth Health Club Corporation

月別記事