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2011年10月アーカイブ

日本はゴミが多い?

日本は包装が過剰だ等と良く言われていますね。確かに私も袋の中に袋が入っていると、「こんなに包装しなくても」と思います。

 

では過剰包装といわれる日本は出すゴミの量も多いのでしょうか。


ちょっと古いデータですが、2000年の以下の国の一人あたり一般廃棄物(産業廃棄物を除いたゴミ)排出量を多い順に並べてみましょう。

 

アメリカ・日本・ノルウェー・韓国

 

答えは分かりますか?

 

答えは以下の通りです。

1.  アメリカ 760kg

2.  ノルウェー 620kg

3.  日本 410kg

4.  韓国 360kg

【出典】OECD, OECD Environmental Data Compendium 2006-2008, Waste

日本は実はそんなにゴミの排出量が多くないのです。環境が盛んなイメージのあるノルウェーより低いって驚きませんか?

 

もちろん日本も無駄なところはたくさんありますが、このような事実も忘れないようにしたいですね。

第29回 チリの鉱山事故から考える

 南アメリカ大陸にある国、チリの鉱山で落盤事故が起きてから1年が経ちました。チリといえば細長い国の形、そして銅が有名です。事故の起きたサンホセ鉱山でも、銅などを採掘しています。今回は、その銅についてお話します。

 最近、銅鉱石の品位が落ちてきています。どうしてだと思いますか。私たちが採掘し過ぎたためです。このまま採掘が進めば、銅はなくなってしまいます。銅は私たちの生活に欠かせません。その性質をいかしてエアコン、テレビ、オーディオ、携帯電話、デジカメなどに使われています。

 ところで、見方を変えると、不要になったそれらの家電製品から銅を取り出し、再利用することが可能だということに気づきます。

 レアメタルになりつつある銅。都市鉱山には、銅以外の資源もたくさん埋もれています。これらを上手に回収してリサイクルにまわすことが大切といえますね。次回は都市鉱山についてお話します。


29回分写真.jpg


早稲田大学環境総合研究センター

招聘研究員   神宮文代

11月のULVの展示会参加スケジュール

11月はULVが静岡と愛知の展示会に参加します。中部地方にお住まいの方は是非この機会にULVに会いに来て下さいね。 


 ●11/1 全国EVサミットinしずおか

  ULV:展示・試乗 (※試乗は当日先着予約制)


 ●11/23 クルマ未来博2011

  ULV:展示のみ

ガスの制御も手元でOKなHEMS登場

東京ガスが、ガスの制御とガス・電気の「見える化」ができるHEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)のサービスの実証を、新築および既築の集合住宅約600戸を対象に、今年度より順次開始すると発表しました。

http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20111014-01.html

 

これまでHEMSと言うと電気の制御と「見える化」がほとんどでしたが、こちらではガスの制御と電気の「見える化」が可能です。

帰宅前に、カバンの中のiPadで湯船にお湯を張るよう画面のボタンを押し、家に着いたらすぐに湯船につかる、ということが可能になります。もちろん、ガスと電気の使用量や過去データとの比較なども可能です。詳しくは上記URLをご参照ください。

 

ガスと電気の両方の制御と「見える化」を備えたHEMSは、各社まだ開発中の様ですが、開発が終わる日は近そうですね。

Smart Mobility Asiaで小野田講演

11/30-12/2に福岡で開催される「Smart Mobility Asia」で、株式会社早稲田環境研究所取締役会長 小野田が12/2に登壇致します。

 

Smart Mobility Asia 概要

「次世代のSmart Mobility」に関わる先進事例の情報発信を通じた地域の活性化とインキュベーションをコンセプトに展示、カンファレンス、体験イベントを実施。

会期:11/30(水)-12/2(金)

会場:カンファレンス/展示・・・アクロス福岡

主催:Smart Mobility Asia実行委員会

イベントサイト:http://www.smart-mobility-asia.jp/

 

【小野田講演 概要】

日時:12/2(金) 11:00-11:50

講演タイトル:超軽量小型モビリティULVの開発と本庄スマートエネルギータウンプロジェクトへの実装

講演内容:"地産地活型"のコンセプトに基づき開発を行ってきた超軽量小型モビリティULV (Ultra Lightweight Vehicle)は公道走行が可能な一人乗りのモビリティである。ULVの開発の経緯と実用化に向けた取り組みとその実現に向けた課題について概説する。さらに、埼玉県の本庄スマートエネルギータウンプロジェクトにおいて検討している次世代交通システムのコンセプトとULVの実装に関する最新情報について述べる。

聴講料:事前申込・・・3,000円/当日・・・5,000

申込:https://www.jemco.jp/event-sys/time-table/sma1st.html


お近くの方は是非ご参加ください!

東京メトロ(東京地下鉄株式会社)が駅改良工事等に合わせて、来年2月から駅構内の照明をLED照明への置き換えを進めると発表しました。

蛍光灯からLEDに交換することで、駅構内照明における消費電力が約40%削減されるそうです。またLED照明は長寿命ですので、交換周期が約3倍となります。そのため、取り換えの手間と排出される廃棄物量1/3になります。

平成242月に田原町駅を皮切りに、平成27年にかけて11の駅に導入するそうです。なお、その他の駅についても、今後、駅改良工事計画等を踏まえながら検討するそうです。


身近な存在である「駅」の照明がLED照明に置き換わり始めました。駅だけでなくあなたのお家でも、LED照明や電球型蛍光灯への置き換えを始めませんか?

「INDUST」10月号に記事掲載

産業廃棄物処理の専門誌「INDUST10月号に早稲田環境研究所 代表取締役 中嶋が9/21に早稲田大学で行われたシンポジウムで発表した小型家電リサイクルの成果報告の記事が掲載されました。

タイトル:「スズトクグループ、早大、埼玉の自治体が進める実証実験の成果」

日本経済新聞-埼玉版-の35面に早稲田環境研究所取締役会長 小野田のインタビュー記事が掲載されました。

タイトル:「特区活用でルール整備」

埼玉県本庄市で取り組んでいるスマートエネルギータウンプロジェクトに関する記事です。是非チェックしてみて下さい。

電力と電力量の違い

皆さん、電力と電力量の違いはご存知ですか?


節電や省エネに関する記事などを見ていると、「これは電力と電力量を取り違えているな」と思うような記事が時々あります。

 

では、電力と電力量はどのように違うのでしょうか。

電力とは、単位時間に電流がする仕事量のことを「電力」と呼んでいます。簡単にいうと、瞬間的な電気の量ということができます。単位はWkWです。

電力量とは電力に時間を掛けたものであり、使用した量のことです。単位はWhW時)やkWhkW時)です。

 

えっ?これでもわかりにくいって?そうなんです、ちょっとわかりにくいんです。

でも、電力を水に例えて考えると分かりやすいんですよ。瞬時の流量と電力、溜まった水の量と電力量は似ています。

 

蛇口を調節して、初めの30分間は5L/時間]、その後30分間は10L/時間]の流量で水をためたとすると、

5 L/時間]×0.5[時間]+10L/時間]×0.5[時間]=7.5[L]

となり、容器には1時間で7.5[L]たまります。

 

電力と電力量も同じようなものです。

初めの30分間は電力5[W]、その後30分間は電力10[W]使用すると、

5[W]×0.5[時間]+10[W]×0.5[時間]=7.5[Wh]

となり、1時間で7.5[Wh]使ったことになります。

【出典:山浦綜合事務所WEBサイト】

 

なんとなく分かりましたか?

こんなことに気をつけて記事を見ると楽しいですよ!

 

10/2 11:30-12:30平井駅前商店街で行われたパレードにて、新型ULVがブラスバンドの後ろを走行しました。


DSCF3122.JPG

DSCF3133.JPG

DSCF3136.JPGのサムネール画像

10/12-14に開催される電気自動車開発技術展2011(EVEX2011)とクリーン発電&スマートグリッドフェア2011に、株式会社早稲田環境研究所が参加しました。

会場では本庄早稲田スマートエネルギータウンプロジェクトをご紹介しました。

電気自動車開発技術展2011

クリーン発電&スマートグリッドフェア2011
早稲田大学 小野田准教授のワンポイントエコ授業
 
みんなで学ぼう!地球で起きてるこんなこと 
 
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NPO法人469maネット
 
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