マスコミ報道で追加経済対策がいろいろと賑わせていますが、環境をテーマにしたのもいろいろと出ています。
クルマと省エネ家電について、新聞各紙からの抜粋です。
◆環境負荷の小さい車への買い替え促進策
補助金 | ||
普通乗用車 |
軽自動車 |
トラック・バスなど |
13年超の車を廃棄して新車を購入 | ||
25万円 |
12.5万円 |
40-180万円 |
新規購入* | ||
10万円 |
5万円 |
20-90万円 |
*2010年度基準を15%以上上回る新車が対象 |
新車は13年前の車に比べて燃費が約3割改善しており、低燃費車への切り替えは二酸化炭素(CO2)の排出削減にもつながるとのこと。
ドイツではこの政策で、新車の販売が倍増し、景気対策にも繫がり我が国でも導入されることになりました。
◆省エネ家電を購入するとエコポイントを付与する
対象家電 |
エコポイント |
「省エネラベル」が4つ星以上のエアコン、冷蔵庫、テレビ |
販売価格の5%分 |
地デジ対応薄型テレビ |
販売価格の10%分 |
*リサイクルする場合は3%分を上乗せ |
ポイントの還元方法や使い道はまだ詰まっていません。家電量販店は先取りする形で、省エネ家電の購入にポイントを上乗せするサービスを始めました。
「何だよ、自動車と電気業界だけの対策じゃないの?」という冷ややかな声や、「クルマなんか前倒しになって先食いしているだけじゃないか」という声も聞こえてきます。でも買い替えを考えていた人たちには朗報ですね。
469maランドのあるスタッフは、「うちの古くなった調子の悪いエアコンを代えられる」と喜んでいます。
また「高速道路が1000円になって、クルマの購入の補助が出て、これで街にクルマが溢れたらCO2の排出が増えるじゃないか!」という意見もあります。
100年に一度と言われる大混乱期。
経済と環境のバランス......難しいですね。