「Co2見える化 井戸端会議室」では、早稲田環境研究所の研究員が身近な環境問題やCO2削減について、ご説明します。今回は「自動車と環境?」担当は"あんぼ"です。
最近はガソリン自動車だけではなく、ハイブリッド車や電気自動車、燃料電池自動車などが注目されていますね。
今回紹介するものは、自動車からみた環境問題について話します。
自動車が動くためにはガソリンなどの燃料が必要です。そして、自動車が動くとガソリンが使用され、二酸化炭素などを含む排気ガスを出します。自動車における二酸化炭素の排出は、この走行中がほとんどを占めます。
このようなことが地球温暖化や大気汚染、資源枯渇などの問題に関連していきます。
現に、地球温暖化を防ぐための国際的な取り決めである京都議定書が2005年2月に発行され、日本も二酸化炭素の排出量を減らさなければならないのですが、実際は増えています。特に自動車やトラックといった運輸部門においての伸びは深刻です。
そのため、地球のために何ができるか考えましょう。
考えられる解決策としては、
1. 同じガソリンの量でも、長い距離を走れるようにする。つまり燃費を良くする。
2. ガソリンを使用すると二酸化炭素がでるのだから、違う燃料を使う。
3. 自動車の使い方を考え、無駄のない使用をする。渋滞の緩和などもこれに当たります。
などに分けられるのではないかと考えています。これらの例を、何回かに分けて取り上げていきたいと思います。
2008/11/20