地域の健康の最近のブログ記事

修正_大和田先生が.jpg  最近、バーチャルウオーターとか、ウォーターマイレージという言葉をお聞きになったことがありませんか?バーチャルウオーターとは、農産物の生産や製品を製造したり、輸出入することは、その際に必要となる水(仮想水)を、購入者が間接的に消費したことになるという考え方です。日本は約60%の食糧を輸入しているので、ずいぶん、諸外国の水を使っていることになります。

   ウォーターマイレージとは、フードマイレージ同様、水をどこから運んでいるか、それに伴ってどれくらい環境負荷があるか、CO2を排出しているか、という考え方です。

  ちなみに、日本ミネラルウォーター協会によると、2008年の日本のミネラルウォーターの消費量は約252万klで、うち、国産が202万kl、輸入が約50万klです。1999年からの10年で、およそ2倍の消費量になっています。そして、ウォーターマイレージで比較するとCO2排出量は輸入製品が国産の15倍以上になるという試算もあります。

  日本には豊かな森を水源とした美味しい水が沢山あります。にもかかわらず、輸入のミネラルウォーターは増えているのです。


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                     各地に湧水がある。静岡県三島。「梅花藻」が咲く湧水

  一方で、水道水を飲む人は減っています。社団法人全国清涼飲料工業会の調査によれば、全体で35%、3人に一人は水道水を飲まないという結果が出ています。ほとんど飲まない人も合せると約7割にもなります。塩素臭が気になる方でも浄水器を通して煮沸すれば美味しい飲料水になるのに・・・お金を出してミネラルウォーターを買うわけです。最近は、マイボトルを持って歩く人も増えているようにも思うのですが・・・

水源の森林に寄附する

  では、ミネラルウォーターを選ぶ基準は何でしょうか?価格は重要ですが、私がお勧めしたいのは水源やウォーターマイレージ、そしてそれを飲むことで水源の森林が潤うというようなものです。以前もご紹介したのですが、昨年発売された「箱根の森から」が私は気に入っています。小田急線沿線に住んでいるからということもありますが、売上げの一部が箱根の森に寄附されるからです。最近、電車の吊り広告に半年間の寄附金額の報告がされていました。2009年4月~9月で1,471,968円寄附したと。つまり、147万本が売れたことになりますね。

  水のヒット商品といえば、コカコーラ社から昨年5月に発売になった「いろはす」は大ヒット商品となりましたね。発売後わずか183日(半年)で、2億本(520ml)を突破したそうです。国内最軽量12gのペットボトルを採用し、CO2削減効果にも大きく寄与したといいます。同社従来水製品に比べた場合、520ml PETボトル2億本で、2,533トンの CO2削減効果だそうで。
 

  ホームページによれば、「日本生まれの天然水をおいしく飲み、しぼって(つぶして)、リサイクルする」という、おいしい水を飲むだけで実現できる、簡単な環境アクションを提案している」というのですが、ボトルつぶしてみましたか?あのつぶす感覚、けっこう楽しいです。一点残念なのは、せっかく国内5か所の水源から採水しているのですが、そこへの寄附が無いことです。売上げの社会還元を期待したいです。

  あなたは、どんな水を飲んでいますか?ダイエットに効果があるとか、味が好きということと併せて、採水地や社会貢献なども、ちょっと気にかけてみてはいかがでしょうか。

※箱根の森から http://www.odakyu.jp/water/index.html
※いろはす http://i-lohas.jp/

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修正_大和田先生が.jpg  欲しくても買えない野菜やお米があります。何でもお金を出せば物は買えると思っていたのですが、そうでもない世界がありました。
 一年前、2009年1月に埼玉県小川町にある有機農家「霜里農場」を訪ねました。霜里農場の金子美登さんは、有機農業を始めて約40年、草分けのお一人です。今年1月5日にNHK「プロフェッショナルの仕事の流儀」に出演されましたので、ご覧になった方もあるかもしれません。
昨年私が参加した農場見学会は2ヶ月に1回開催されています。50人位の人が東京や神奈川などからも参加していました。(NHK放映の影響で今年は3、5、7月ももう定員になってしまったそうですが・・)農業を志している人も来ますが、多くは一般の人です。

 金子さんのお話を聞き、続いて農場をぐるっと見学します。お話をお聞きし見学するうちに、ぜひ金子さんの野菜を買って帰りたい、食べたいな、という気持ちがムクムク湧いてきます。でも、買うことはできません。一般には販売していないのです。

 

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                                    少量多品種の野菜が植えられている農場

 

  30年以上前から、金子さんは直接消費者に届けてきました。農薬や化学肥料を使わず、じっくりつくった土で育った野菜。有機農家を支えよう、そして自分と家族の安全で美味しい食を支えてもうらおう。生産者と消費者の"提携"というスタイルです。野菜は定期的に届けられ、それに消費者は支払うというものですが、金子さんの場合は"お礼制"と言って、値段は消費者が決めるのです。「心をこめて手塩にかけて育てた野菜に値段をつけるなんてできない」、と金子さんは思っているのでしょう。

   この"提携"という、生産者と消費者が支え合う関係を提唱したのは、「日本有機農業研究会」を創設した一楽照雄さんで、1977年の雑誌掲載された「生産者と消費者との提携・十箇条」という原稿ががあります。その第1条にはこう書かれています。

  第1条 「生産者と消費者の提携の本質は、物の売り買い関係ではなく、人と人との友好的付き合い関係である。すなわち両者は対等の立場で、互いに理解し、相助け合う関係である。それは生産者、消費者としての生活の見直しに基づかねばならない。

 金子さんは数十軒の消費者と提携関係にありますが、お付き合いも二十年、三十年と長く、親戚のようなおつきあいです。人間関係も有機的なんですね。

 "提携"は、日本で生まれ、80年代初頭には"TEIKEI"として欧米に紹介されました。アメリカではCSA(コミュニティ・サポーテッドアグリカルチャー)、イギリスではボックス・スキームなどと呼ばれ、定着しています。自治体単位で行っているところもあり、いずれもローカル(地域)で農産物は地産地消されています。
行き過ぎたグローバル経済に対して、ローカル経済をもっと大事にしよう、という考え方でもあります。

2月20~21日、「地域が支える食と農 ―神戸大会」(http://kobe2010.net/jp/index.html)が開かれます。国内を始め世界からCSAや有機農業の関係者が集まります。金子美登さんの講演も20日にあります!

 また、霜里農場や小川町の有機農産物を食材にしたレストラン「べりカフェ」が昨年11月に小川町駅から徒歩3分のところにオープンしました。農家と市民(女性が中心です)が一緒に運営にあたっています。農家は「霜里農場」や、「風の丘ファーム」など、シェフは日替わりで料理やお菓子上手な主婦の方達が交代で務めています。水曜だけは近くのニュータウンで蕎麦屋を営むプロで、黒一点。いずれも、小川の野菜をふんだんに使ったメニューばかりです。特に土曜は「霜里農場」担当日で、TKG(たまごかけごはん)セット400円をいただけます。飼料も全て自家製で平飼の鶏の産みたての卵。ご飯、お味噌汁の味噌、具の野菜、お醤油の原料ももちろん霜里農場製です。39年間、コツコツと、つくり続けられてきた"土"から育まれた野菜や卵の滋味をぜひ味わってみて下さい。

 

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                                 小川の美味しい野菜「べりカフェ」

※小川町は池袋から東武東上線で70分です。
※霜里農場 http://www.shimosato-farm.com/
※べりカフェ http://blog.goo.ne.jp/seikatukoubou_1953
 

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修正_大和田先生が.jpg  最近、「地産地消」という言葉をよく見かけるようになりましたね。80年代の半ば位から各地の農業関係者の間で使われるようになり、今では農林水産省のWEBサイトにも「地産地消」に関する情報ページが設けられています。( http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/tisan_tisyo/index.html )

  改めて、地産地消の意味を調べてみると、県産のという定義をしている自治体も少なくありません。また、語源をたどっていくと、「身土不二(しんどふじ) 」という言葉にも行き着きます。これは、 「体と土とは一つである」とし、人間が足で歩ける身近なところ(三里四方、四里四方)で育ったものを食べ、生活するのが良いとする考え方です。食養生の基本的な考え方として伝えられています。四里ですと、16km弱ですので、けっこう狭いですね。

  ということで、私は、地域産、あるいは県産位に捉えています。また、外国産より国産を優先することにもつながります。

  私は野菜については自分の畑で取れたものを始め、近くの生活クラブのお店で、なるべく地元産のものを買うようにしています。また、各地に出張した際にも、地元の直売所などに立ち寄り、どんなものが特産なのか、どんな栽培方法が多いのかなど、見て歩くのも楽しみの一つです。

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                直売所には地元の新鮮野菜が。柑橘類の種類も豊富
                              (愛媛県今治市「さいさいきて屋」)

 

◆  6割が地産地消派

  11月に「イー・ウーマン」というWEBサイトで、「地産地消していますか?」をテーマに円卓会議を開きました。テーマに対して読者がYES、NOを投票するのですが、5日間で394人が投票。YESは60%でした。( http://www.ewoman.co.jp/report_db/id/2853/dow/1 )

  山形県の44歳の女性からは、「農業地帯に住んでいるので地産地消です。旬の食材以外のものが食卓に上がることの方が少ない暮らし。学校給食も、近所の供給農家が納品した食材を調理士さんたちがほぼ手作りしています。おいしくて安心安全!!首都圏の友人にうらやましがられます。」

  栃木県の40歳の女性からは、「私の住む地域は、生産地であることが幸いし、無意識に地産地消の意識が根付いているように思う。イチゴ、シイタケ、干ぴょう、こんにゃく......自然の恩恵に支えられている環境は宝である。近所同士、野菜をおすそ分けが日常的だが、スーパーや、道の駅を利用することもある。特に地域色豊かな【道の駅】は、地元の野菜や果物を安価で販売しており、観光客と地元の味との掛け橋になっている。」

   というように、地方に住んでいらっしゃる方にとっては、もはやあたりまえの行動になっているようですね。

◆ 自らの食糧自給率を上げる

  そこで、今年皆さんに提案したいのが"自産自消"な暮し方です。自分で作って、自分で食べる。ご近所とおすそわけする、そんなライフスタイルです。都市生活では無理!?と思っている方にも朗報があります。

  「マイファーム」( http://www.myfarm.co.jp/ )という京都に本社がある会社なのですが、都市近郊の遊休農地を区分して菜園として貸し出しています。15㎡で月5,000円と手頃です。15㎡あればけっこうな量の野菜が取れますよ。有機栽培で野菜づくりの指導も受けられます。関東地区にも続々できるようなので、同社のホームページをチェックしてみて下さいね。

 

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                                          関西を中心に27か所の農園を運営

  この仕組みは都市近郊でも高齢化している農家の遊休農地を田畑として活用・保全することができるのです。しかも非農家にとっては自らの野菜を自給することができる素敵な仕組みです。日本の食糧自給率は41%ですが、東京都は1%、大阪府2%、神奈川県3%です。今年は自分でできることから始めてみませんか。"自産自消"な暮しを。
 

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"農家民宿"ご存知ですか?

  ここ数年、各地の農山村にでかけることが多いのですが、泊まるのは旅館ではなくて、農家民宿を選ぶようにしています。農家民宿とは、農家が経営し、農山村の生活を体験、または農林業などが体験できる民宿のことです。農山村を訪れ、豊かな自然や美しい景観、美味しい郷土食を食べ、農村文化に触れ、人々と交流をする都市と農村交流への関心が高まっています。

 その宿は、農家の自宅を改造したり、敷地内に離れを造るなどしています。一泊二食付きで6000円位のところが多いのですが、何よりその良さはアットホームな温かさと、旬で新鮮な地元の食材を使った美味しい食事にあります。しかもたいてい一日一組ですから、家族や友人らと一棟貸し切りという贅沢さです。

◆熊本県水上村 「茶乃実」

  二つほどご紹介しましょう。一つは熊本県球磨郡水上村(みずかみむら)にある「茶乃実」という宿です。熊本県の東南の端に位置する水上村は、球磨川の源流に位置する九州中央山地の村です。お茶づくりがさかんで、美人の湯・湯山温泉も有名です。宿はくまがわ鉄道「湯前駅」より車で15分、九州自動車道「人吉インター」から車で50分という立地です。

  「茶乃実」は、製茶業(お茶の生産から加工まで)を営む濱川裕子さんが、大学卒業後Uターンした娘さんと共に運営にあたっています。使わなくなっていた牛舎を改築し、2007年3月に開業しました。木材は自分の山の杉を使っているそうで、無垢材が使用され、暖かい雰囲気です。元牛小屋と言っても牛臭いわけではありませんので、ご安心ください。

 

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                                                   宿の窓から茶畑が

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                                         牛小屋を改造したとは思えない宿

  宿の前には茶畑が広がっています。素敵な風景です。また、お食事は自家栽培の野菜や果実、きのこ、そして山菜等、旬の新鮮な食材を使ったお料理をいただけます。料金は一人一泊二食付きで6,000円とリーズナブル。一日一組(最大10人位まで)で、お茶の繁忙期は休業です。体験プログラムには紅茶づくり(6月~8月)、いちご狩り・ジャムづくり(1月~4月)など、季節に応じて色々用意されています。

 

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                                鹿ジャーキー入り生春巻きや、シシ汁が珍しい

※茶乃実 http://gazoo.com/G-Blog/mizukami004/Index.aspx

 

◆福島県西会津町「みちのく山菜の宿 茶屋」

   去年からたびたび通っている福島県西会津町。郡山から車で一時間、電車では会津若松から磐越西線でも一時間。新潟県境の町です。ここに、山菜料理の農家民宿「みちのく山菜の宿 茶屋」があります。女将の佐藤みよ子さんは山菜採りの名人。塩漬けや水煮の缶詰にして冬まで保存し、いつでも美味しい山菜料理がいただけます。

  先日は『美味サライ』の取材でおうかがいしました。(現在、書店で発売中。巻頭特集「日本の食を元気にする人たち」で、西会津レポートを書きました)山菜おこわに、こごみのごま和え、わらびの煮物など・・・実に美味しいです。

 

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                                            冬でも美味しい山菜料理

※みちのく山菜の宿 茶屋 0241-49-2133 西会津町奥川極入(ごくにゅう)1647

  こうした宿は各地にあります。ぜひご旅行の際には観光地も良いですが、もう一泊はその近くの農山村を巡り、農業体験をして、農家に泊まってはいかがでしょう。「ガズームラ」というWEBサイトにも各地でできる農業体験や農家民宿の紹介をしていますよ。

※ガズームラ http://gazoo.com/mura/blog/MuraTop.aspx




 

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修正_大和田先生が.jpg  今から年賀状の話は早いかもしれませんが、そろそろ買いに行く方も多いと思って、今回はその年賀状の話題をお届けします。「カーボンオフセット年賀はがき」というものがあります。カーボンはCO2、オフセットは相殺するという意味です。自分が出しているCO2は、まずはどれだけ出しているか知る、次に減らす、そしてそれでも出てしまっているCO2を何とかもっと減らす手段として用いられるのが、この"カーボンオフセット"です。

  日本では2008年が、カーボンオフセット元年と言われていました。その代表的な商品が「カーボンオフセット付き年賀はがき」でした。ご存知でしたでしょうか? まだまだ知られていないかもしれません。50円の年賀状に5円の寄附金が付いて、日本郵政からもマッチングで5円寄附され、一枚に付き10円がカーボンオフセットに使われるというものです。

 

H22年用 カーボンオフセット年賀.jpg                                   今年のデザインは木々があしらわれている

  「いや、エコに配慮するなら儀礼的な年賀状は止める」、「Eメールに切り替える方が良いのでは?」という意見もあるかもしれませんね。でも、年に一回位は直筆で時候の挨拶をしたい、メッセージを送りたいと、年賀状を出す人も少なくありません。ちなみに年賀状は色々な種類のものを合わせると約38億枚送られているそうですよ!

  私も一年に一回位は、直筆でメッセージを届けたいと思うので、200枚位出していますが、2008年からはこのカーボンオフセット年賀状を使っています。

  それでこのカーボンオフセット年賀はがきですが、2008年も2009年も約1500万枚販売されたそうで、カーボンオフセットに回された寄附はそれぞれ1億5000万円にのぼりました。これにより2008年分では3万8,175トンがオフセットされました。寄附金はインドの風力発電や、ブラジルの小水力発電など、途上国の自然エネルギー設備の建設プロジェクトなどに、そして今年からは国内の森林にも使われるということです。

  年賀はがき一枚につき2.5kgのCO2がオフセットされたことになります。ところで、2.5kgと言われても、それが自分の生活が出しているCO2の量のどれくらいか、「シロクマランド」をご覧の方はご存知ですよね。

  ちなみに、我が家はこの一年間で4,087kgのCO2を排出しました。三人家族なので一人当たり1,362kgとなります。ということは、一日一人3.7kgです。年賀状200枚で500kgですから、私の135日分(一年の1/3強ですね)のCO2を1000円(寄附分5円×200枚)でオフセットしたことになりますね。何だか、数字だらけでややこしい感じがしてすいません(笑)

 

 ・薪ストーブやペレットストーブで暖を取る

  これから冬場に向けて、またまたエネルギーを沢山使う時期が来ます。最近、農山村を訪問する機会が多いのですが、薪ストーブをしばしば見かけます。集合住宅や小さい家ですと使用が難しいですが、都内でも薪ストーブやペレットストーブなどを使う人も最近はいらっしゃるようです。薪用の木材は農山村にはいくらでもありますし、薪ストーブの炎を見ていると癒されますよ!

 

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                                                薪ストーブの炎は優しい

  また、最近は太陽光発電や自宅で電力を作る設備など、新しいエネルギー機器が次々登場していますね。エネルギーも購入する時代から自産(自分で作る)時代になってきたのですね。自宅で野菜を作って食べるとか、服や雑貨をリメイクして使うとか、エネルギーを作るとか、地産池消ならぬ、"自産自消"と呼ばれていますが、自分や家族が使う食材やエネルギーを少しでも自分でまかなう、そんなライフスタイルが新しいと思います。

  農山村を訪ね歩いていると、そうした"自産自消"生活が基本だということを改めて知ります。私たちの暮らしの原点なんだと思います。都市で生活している私たちも、新しい自産の方法を模索すると共に、自分の暮らしのCO2を削減し、それでも出てしまうCO2を可能であればオフセットしたいものです。そして、その資金が国内の森林に環流し、森の再生に使われるようになる。今年はぜひ「カーボンオフセット年賀はがき」で、森林や、自然、環境に対する思いをお友達に伝えてみませんか。

 

091107aki.JPG                                           今年の紅葉もきれいでした

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修正_大和田先生が.jpg  東京から大阪まで出張や旅行に行くとき、あなたは新幹線と使いますか?それとも航空機ですか? 私は出張で毎月大阪に行っているのですが、以前は航空機を使うことがたまにはありました。でも、JR東海の「エコ出張」の広告を目にする頻度が増えてからは、新幹線を利用することにしました。CO2の排出量が、新幹線は航空機の約1/6(交通エコロジー・モビリティ財団「運輸・交通と環境2006」)と聞いたからです。

  また、調査(「企業における「ECO出張」促進の意義とその具体的方策」2007年、三菱総合研究所)によれば、東京・大阪間の移動で、航空を利用する割合は19%、鉄道が80%、1%がバスだそうですが、東京・福岡間となると、航空が83%、鉄道16%、バス1%となります。東京・大阪間の移動人数は年間4000万人ほどで、そのうち、仕事で利用する人の割合を7割と想定し、全員が鉄道を利用した場合、年間で19万トンのCO2削減になると試算しています。企業の場合、運賃がどうかということも選択の優先事項でしょうから、一概にCO2の排出量が少ないからだけで選ぶとは思えませんが、個人の場合は、価格が同等の場合は環境負荷が少ない交通手段を選びたいものです。

◆ 航空のCO2、携帯から簡単にオフセットできる!

  それにしても、福岡や札幌までの出張や、旅行などで航空を利用する場合、なんとかこのCO2を減らす方法は無いのかしら、と思っていたところ、ANAが「カーボン・オフセット プログラム」を導入することを知りました。9月10日から開始される同プログラムは、当初は乗降客数上位5つの航路、羽田発、千歳、伊丹、沖縄、福岡行きで開始し、10月1日から全便に拡大するそうです。搭乗を待っている間に、ロビーで携帯電話を使用し、QRコードで簡単にカーボンオフセット購入申し込みができるという仕組みです。価格は羽田・伊丹間のCO2排出量は片道で49kg、542円(消費税込み)、往復で1,084円。まあまあ手頃な価格で、支払いはクレジットカード、登録番号付の証明書が携帯メールで購入者に送付されるそうです。

 

0909ANAOffset.gif                                            ANAカーボンオフセットマーク

 

  また、このオフセットのクレジット(排出源)は森林吸収クレジット(J-VER)を使用するそうです。ANAは、国内の森林の再生に資金が環流し、高知、北海道の森林再生や、地域活性化に貢献したいといいます。 航空利用に関わるCO2排出量を利用者が自主的にオフセットするというもので、航空機を利用しているという後ろめたさを解消してくれる、しかも国内の森林に貢献できるということで、森林の再生に少し貢献できる気もします。

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                                  手入れの行き届いた森林には日光も入る

  最近は他にもカーボンオフセット付き商品が色々登場しているので、そうした商品やサービスを利用して減らしたCO2量が累計できるような仕組みがあると良いと思うのですが・・・ いかがでしょうか?

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修正_大和田先生が.jpg「こだわりの食品を食べたり飲んだり体験できて良かったです」
「これからもオーガニックなものにつつまれて生活していきたいと改めて思いました」
「大勢の人がエコや身体に良いモノに関心が高いことがわかりました」
今年7月に開かれた「グリーンEXPO」に参加された方の感想です。

 今年は"グリーン"という形容詞をよく見かけませんか。グリーンニューディール政策やグリーン企業・・・。そして、グリーンなライフスタイルを一堂に紹介する展示会「グリーンEXPO」が7月4・5日とパシフィコ横浜で開かれました。大学生から、ワーキングウーマン、小さなお子連れのご家族、中高年女性グループなど、二日間で26,000人を超える方が来場されました。幅広い年齢層でしたが、中心は30代女性でした。

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                    第1回グリーンEXPO開催

 以前、このコラムで大阪の万博公園で開かれている「ロハスフェスタ」をご紹介しました。関東でもアースデーや、エコプロダクツ展など、エコの展示会はいくつか開かれていますね。そして、今回さらにライフスタイル全般にかかわる商品を集めた「グリーンEXPO」が開かれたというわけです。

※「ロハスフェスタ」(2008年10月) http://www.469ma.jp/health/2008/11/post-7.html

 「グリーンEXPO」は、オーガニックフードを始め、日本各地のこだわり食材、ファッション、コスメ、リビングといった衣食住からカーボンオフセットまで、暮らし全般で愛用できるグリーンなモノ・サービスが勢揃いでした。

 例えば食では、「大地を守る会」や「パルシステム」、ファッションは、「パタゴニア」や「アニエスベー」、リビングは「オークヴィレッジ」やリフォームの「OKUTA」が。またビューティーゾーンには「AVEDA」「生活の木」を始め、ナチュラルコスメブランドが24社出店するなど、近未来のグリーンライフがそこには出現していました!

 

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                     各地のこだわりの生産者

 

 朝はヨガ、日中はライブやセミナー、料理教室など、会場のあちこちで参加型のプログラムも行われました。試食ができたり、体験できたりと、美味しくて、楽しいものでしたよ。食に関心があって来場した人が、会場をぐるっと回って、LED照明器具を買って帰ったり。

 ナチュラルコスメを試しに来た人が、オーガニックコットンのTシャツも買ったり。こういうお店が常設されているショッピングセンターがあれば良いのに、と思ったのは私だけでしょうか。

 

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                      コスメマーケットも大人気

 

 なお、このイベントに関わる電気代や、商品の搬出入、来場者の交通(車、電車、徒歩など)に関わる全てのCO2が計算され、合計で約108トンが排出されたことがわかりました。そしてこのCO2は全てカーボンオフセットされました!

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修正_大和田先生が.jpg    最近、「生物多様性」という言葉を見聞きしませんか?来年10月に、生物多様性条約第10回目締約国会議(COP10)が愛知・名古屋で開催されます。それに向けて各界で徐々に関心が高まっているところです。

   身近にこの「生物多様性」を感じることができるのが、田んぼの生きもの、植物調べです。夏休みに入り、田舎に帰省する人も多いと思います。そんなとき、田んぼ、できれば無農薬・無化学肥料で稲を育てているところが良いですが、ぜひ訪ねてみてください。生物多様性とは虫や野草など"生きものの賑わい"のことなんですね。

   私は、7月中旬、長野県飯島町の「アグリネイチャーいいじま」で開催された2泊3日の「アグリ・ネイチャー・スチュワードシップ養成ビジネススクール」という研修に参加して、田んぼの生きもの・植物調べを体験してきました。
アグリネイチャーとは"農業自然"で、スチュワードシップとは"番人"という意味です。


   まず、長野県飯島町がどんなところかご紹介しましょう。飯島町は長野県の南部、伊那谷のほぼ中央に位置し、西に中央アルプス南駒ケ岳を仰ぎ、東には仙丈岳を中心に南アルプス連山を遠望する人口約1万1千人の田園地域です。

   飯島町へは中央自動車道、JR飯田線などで東京から約3時間、名古屋からは2時間ほど。

  

   飯島町には1000ha農地がありますが、"持続可能な農場"として4つの法人によって運営されています。7月中旬は、色々な野草が花をつけ、田畑には稲や黄金千貫(こがねせんがん)という焼酎の原料になる芋の苗も青々としていました。果樹園では栗の花が終わり、小さな実をつけ始め、ブルーベリーが実りの時期を迎えていました。

                 ※レポート http://soratsuchi.com/owada/2009/05/npo.html

 

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                            アルプスに囲まれた田園地帯(松木洋一先生撮影)

 

◆田んぼの生きものは賑やかで

   「田んぼの生きもの調査」を指導して下さったのは宇根豊さん。福岡でNPO法人「農と自然の研究所」の代表理事を務めています。元々は農業改良普及員で、1978年より「減農薬運動」を進めてこられた。『田んぼの学校』や『「百姓仕事」が自然を作る 2400年目の赤とんぼ』といった本の著者でもあります。

   全員で20分ほど、田んぼに入り、色々な生きものを発見しました。裸足で、ゆっくり歩いて、水中や水面、稲もじっくり眺めて生きものを探します。男性の参加者は子供時代に還ったように、ワイワイやっていましたが、私も大いに楽しみました。

田んぼの100㎡の範囲に25種類の生きものがいました!その一部の名前を紹介すると、

【害虫】稲水象虫、稲ツト虫、イナゴ など5種類
【益虫】、秋アカネ 殿様ガエル、菊月子守グモ など10種類
【ただの虫】コオイムシ(子負い虫)、ミズカマキリ、チビゲンゴロウ、ミジンコなど10種類

 

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                                               ただの虫 ミズカマキリ

 

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                               ただの虫 コオイムシ。  卵を背中にしょってますね

  

   この三つ目の分類の"ただの虫"が重要なんだそうです。害虫や益虫は稲にとって害か益かという視点で分けているので、いうなれば稲作への"有用性"で害か益かのラベルを貼っているわけです。そして、"ただの虫"は薬にも毒にもならないもので、これこそが、生物多様性、その自然の豊かさを物語っているのです。

   生きものの種類を数え終わったら、「また会おうね」と声をかけて、田んぼに返してあげます。人に別れを告げるときと同じです。「See you again. また会おうね

◆畔や湿地にも沢山の野草が

   続いて今日は、田んぼや畔を歩き野草を観察しました。講師は神戸大学の伊藤一幸先生です。私は野山を歩いていると、食べられるかどうかという眼で野草を見てしまうのですが、この見方は決して間違いではありませんでした(笑)。伊藤先生も「まずはそれが関心を寄せる第一歩。私も野草を食べるセミナーなどよく開催していますよ」とのこと。たんぽぽの根、よもぎ、タウコギなども食べられます

  

   田んぼの中にはクログワイやイヌホタルイなど、いわゆる雑草と呼ばれて草取りされるものですが、オモダカや水生植物として観賞用に良さそうなものも色々ありました。農家にとっては雑草取りが大変なのですが、農薬をまいても、それに耐性ができてしまうものもあり、水深を深くするとか、タイヤチェーンを引いて歩くとか、農薬を使わない色々な除草技術が活用されているそうです。

 

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                              雑草オモダカ。白い可憐な花をつける

    畔の近くの湿地帯にはミクリという絶滅危惧種の珍しい野草もありました。飯島町は生態系が豊かです。

 

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                                               ミクリ

  そして、アグリネイチャーいいじまの敷地内にあるビオトープにはハッチョウトンボという1円玉位の大きさの赤いトンボも飛び始めていました。

 

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                                                      ハッチョウトンボ

田んぼは色々な虫や植物など生きものが棲息する場所なんですね。ぜひ、田んぼの草取りと、生きもの調べに行ってみてくださいね。
 

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 今年は、あちこちに種蒔きや植樹に行ったことは前回(9回)書きました。日本の食料自給率が40%と先進国の中でも最も低いことについては危機感を持つ人が増えて、個人でも野菜を育てよう、という人も増えているようですね。(私もその一人ですが)

では、木材はどうでしょう?日本は国土の7割が森林で、これは世界有数です。ということは木材の自給率は高い!?と思い調べて見てビックリ。なんと、木材自給率は20%前後と食料よりさらに低い。1960年代頃は90%以上あった木材自給率は、64年の木材輸入自由化を境に低下の一途をたどって20%程度まで下がってしまった。つまり8割は輸入しているということです。

森林には、材木そのものの価値だけでなく、水源涵養や生物多様性などの価値もあります。森の中を歩くとセラピー効果もあるし。しかし、輸入木材に押されて山林の経済価値が下がった結果、森林の成長に応じて木を間引く「間伐」さえ十分にできない状態になってしまっているのです。日の入らない、うっそうとした間伐されない森にはヒョロヒョロの木が多く、根が浅く、表土も薄く、大雨が降ると倒れて土砂崩れを起こす山も少なくありません。

こんなことでは大変!と近年、森林を活用する様々な事業が行われるようになってきました。前回、事例として書いた森林ファンドのように、個人から小口で資金を集めて森を再生しようという動きもあります。また、森林酪農といって、森の中で牛を放牧し、搾乳した乳からアイスクリームや牛乳を商品化して販売するところも出てきました。


山梨県西沢渓谷。森林セラピー基地に認定

森を再生させたい。もっと木を
そんな中、注目している団体があります。間伐材を活かした家具や雑貨作り、森林を訪ねるグリーンツアーや、森由来のカーボンオフセット事業などを手がける「more trees(モアツリーズ)」です。

 モアツリーズの代表は坂本龍一さんです。海外出張の多い坂本さんは、飛行機によるCO2の排出を色々なカーボンオフセットサービスを利用してオフセットしてきたそうです。また、古来より森を失った文明は全て滅びたという歴史に学び、文明を支え、CO2を吸収してくれる木を大切にし、世界各地の森を再生させたいとの思いから活動を発案したそうです。

 まずは、2008年3月、高知県檮原(ゆすはら)村で森づくり事業が開始しました。檮原村は、高知県の西部に位置し、人口約4,000人、森林が91%(うち杉を中心とした人工林が75%)を占める林業の町です。檮原村森林組合は2000年10月に日本で二番目のFSC認証を取得しています。森が吸収するCO2を定量化し、第三者機関による評価を経てカーボンオフセット用のクレジット(排出権)を創出しています。

事務局長の水谷伸吉さんは"地域とつながる3つのステップ"があると言います。1つめが「空気でつながる」。すなわちカーボンオフセット。森林の空気感が肌感覚で伝わることが、森への関心のきっかけになるといいます。2つめが「モノでつながる」で、間伐材グッズなど。著名な工業デザイナーである深澤直人さんデザインのベンチやステーショナリーなどグッズを開発・販売しています。そして3つめが「現地とのつながり」で、エコツーリズムなどで現地を訪問し、地域の人と交流し、森や自然に触れるというものです。


再生材で作られた。10%が寄付される

飲料水も水源を気にしたい
私が住んでいる小田急線沿線では、小田急電鉄が今年5月に「箱根の森から」というペットボトル入りの水の販売を始めました。沿線住民にとっては、箱根の森が線路の先にある・・・というイメージはありましたが、この水を飲むたびに箱根の森の印象が強くなってきます。1本買うと1円が箱根の森に寄付されることにもなっています。ポスターには「あなたが飲むと、森がうるおう」というコピーがついていました。同じ水を買って飲むなら誰かの、何かの役に立ちたいですものね。わたしが潤うと、森も潤うわけですね。

ということで、水を買うときにはその採水地や、どんな社会貢献のしくみが付いているか、ぜひボトルをぐるりと見てみてください。また、家具や木製品を買うときには、国産かどうかもチェックしてみてください。私たちが森の恵みを暮しに取り入れることで、森を少しでも元気にすることができる!と思うからです。

※森林セラピー(西沢渓谷) http://forest-therapy.jp/modules/tinyd08/
※モアツリーズ http://www.more-trees.org/more-trees/introduction.html
※箱根の森から http://www.odakyu.jp/water/index.html
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◆野菜の種をまく
根のある暮らしは、まず何かの種を蒔く、苗を植えることから始まります。私は近所に小さな畑を借りて、野菜作りをしています。今年で三年目です。たった2坪ですが、色々なものが育ちますよ。今年は3月中旬に、カブ、大根、サラダゴボウの種を蒔き、そしてジャガイモを植えました。

ちょっと忙しくて中々畑に行けず、4月中旬に行ったときには、カブや大根の苗は10㎝位になっていて、慌てて間引きをして。その時に、最近時々野菜売り場で見かける「アイスプラント」の苗を見つけ、二つ植えてみることにしました。それからチンゲンサイとニンジンと枝豆の種を蒔いて。


サラダで美味しいアイスプラント

「アイスプラント」は、アフリカ原産でハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物。名前の由来は表皮に塩を隔離するための細胞があるため葉の表面が凍ったように見えることから、そう呼ばれているそうで。乾燥に強く、耐塩性が高い"塩生植物"の一つであり、土壌の塩分を葉に吸収する特性を持っています。

国内ではソルティーナとか、ソルトリーフという商品名などで販売されています。葉は肉厚で、1㎝幅くらいにカットしてサラダでいただきます。柔らいけどシャキシャキした食感で美味しいですよ。


カブ、サラダゴボウ、アイスプラントのサラダ

5月に入ってジャガイモの背丈は30㎝位になり、つぼみをつけました。またまた間が空いてしまったので、カブは密集しながらも、白い実がすっかり大きくなっていてかわいいものです。大根に至っては葉が50㎝位に伸びて大変なことになっていました。

そして、いよいよ夏野菜の苗を植えました。トマト、ナス、キュウリ、ウリ、カラーピーマン、オクラ、九条ネギ、インゲン。ということで2坪でもワンシーズンで10種類以上の野菜を育てることができるのです。少量多品種というのは有機栽培農家にも特徴的な植え方ですね。


いろいろ植えて16種類

そして、わざわざ畑でなくても自宅のベランダ-やプランターでも色々なハーブや野菜を育てることもできますね。下の写真に映っているのは長ネギの一種です。去年の夏に泊まった秋田の農家の畑で作られていたもので、苗を分けていただき、庭先のプランターに植えて、一年が経とうとしているところです。こういうものも、特に農家民泊(農家が行っている宿泊サービス)を利用した時などの旅の思い出になりますね。


葱坊主ができない不思議なネギ

旅行は有名な温泉旅館も良いですが、たまにはこうした農家民泊に泊まることもお勧めです。農家のお母さんが宿の女将さんでもあり、食事を作ってくれて、一緒におしゃべりしながら楽しい時間を過ごすことができます。その土地で、根のある暮らしをしている方との交流は、なぜか心が温かくなります。

◆木の苗を植える
春から初夏にかけては種蒔き、苗植えが続きます。畑や田んぼに限らず、今年は山に植樹にも行きます。
まず4月下旬には茨城県常陸太田市里美村というところに、広葉樹の苗を植えに行きました。これは村の人たちが地域を美しくしようと、山の斜面の杉を伐採し、そこに700本の桜や紅葉を植えるというのです。村人総出で朝から植樹し、昼は皆で持ち寄った郷土料理とバーベキューです。

東京からも、里美に縁のある人たち20代~60代までの男女約20名が植樹に参加しました。美しい地域は地元住民自らが作る、そしてそれを縁のある都市住民がサポートするという関係ができあがっているなと思いました。


良く手入れされた杉林(里美)

来週末は山梨県の山梨市三富下釜口にある山で植樹です。これは、二年前に投資した"森林ファンド"で購入された森林の植樹です。最近、個人が少額で森林や農業、日本酒などに投資をするファンドが増えていますが、そうしたファンドについては、またいずれレポートしたいと思っています。今回の植樹は杉ですが、けっこう急傾斜のようですので、しっかり身支度をして臨みます。 そして、苗を植えると言えば代表は田植ですね。すでに済んでいる地域が多いようですが、私は6月中旬に埼玉県小川町の有機の田んぼでの田植に参加します。

あなたの種蒔き、田植、苗植えの話も、ぜひ聞かせて下さいね。

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