Earth Health Club Corporation
ずっと地球とお友だち
個人の皆様 法人の皆様 受験問題に挑戦! 469ma(シロクマ)ランドとは? W-Terminalメンバーオンリー
TOP アドバイス ECOを知る ログイン

自動車の最近のブログ記事

 

ulv.jpg

 

暑い日が続いています。

世間はもうじき夏休みですね。
ULV
も夏休みに入り、いったん研究はストップ・・・


と、そんなわけにはいきません。


毎日僕たちの新型ULVとの格闘は続いています。

モーターはどんなものにしようか・・・
バッテリーは24V48Vか・・・
サスペンションはどんな機構にしようか・・・

等々、悩みは尽きません。

 

しかし、

誠に残念かつ急ではありますが、これからしばらく

"超小型軽量自動車ULV実況中継"

のブログは休載させていただきます。

「あのブログ最近ネタ切れらしいよ?」

そんな噂も耳にしますが、
真相は未だ闇の中です。

今まで読んでくださった方々、
本当にありがとうございました。

しかし完全に終わるわけではなく、
ある程度ULVに変化があったり、
大きなイベントがあった時などは更新していく予定です。

毎週やっていたドラマがスペシャル番組になってしまったようなものです。。。違うか!!

定期的に読んでいてくださった方、
これからも少し頻度を減らして、
是非"超小型計量自動車ULV実況中継"
チェックしていってください!
これからもよろしくお願いします。

では、また次回!!!

 

ulv.jpg

090717_1.jpg

50ccガソリンエンジンを用いた発電機です。

 

ガソリン!?

 

ULVって電気自動車じゃないの?

 

はい、電気自動車です。

でもその「電気」っていろいろあると思います。

 

今回は、4号機開発についてみていく前に、

ULVの大きなコンセプトの一つである

Multi-PMMulti Prime Mover)というものを話します。

 

日本語でいうと多原動機。

もっとわかりやすく言ってしまえば、

どんな動力源でも動ける車です。

(「原動機」については第14回を参照してみてください)

 

ガソリン自動車で言うエンジンの部分を

いろんなものに乗せ換えられるような車にしよう

というものです。

 

そこで出てきたのが写真の発電機。

ULV3号機のリチウムイオン電池の部分に、

この発電機を乗せられるようにしたいわけです。

 

なんでそんな事をするかというと、

都市部と違ってその辺に充電する環境があまりないようなところで

ULVを活用するようになったとき、

ガソリンで動く発電機を積んで走ったほうがよいはずです。

そんなときに必要になってくるのがMulti-PM

車を大きく改造しなくても、

ポンっと原動機部分を乗せ換えるだけで

地域に対応したい。

 

簡単に、いろんなところで使えるように、

いろんな環境に対応できるようにしようってことです。

例えば田舎か、都会か、といったように

使う場所によって使いやすい動力源は変わってきます。

 

十人十色、

地域にもそれぞれいろいろな特徴があります。

発電機だけでなく、燃料電池やガスエンジンなど、

様々なもの(Multiなもの)に対応できる車体が要求されます。

 

理想としては、

まるでカセットテープのように原動機を入れ替えられるようにしたいですね・・・

 

今回はさらに難しい話でしたが、

Multi-PMは新車体開発においてとても重要な部分なので、

是非注目しておいてください!

 

ulv.jpg


 

 

090706.jpg

こちらは、第3回でも紹介したリチウムイオン電池です。

 

僕たちはこれを

「原動機」

と呼んでいます。

(正確には、リチウムイオン電池とモーターを合わせて原動機と言います)

 

原動機?!電池って言ったほうが簡単じゃん!

 

って最初は思ってました。

 

でも、この原動機って電池だけとは限らないんです。

 

そもそも原動機というのは、

エネルギーを力に換える装置のことです。

 

ガソリン自動車ならエンジンです。

ULV3号機だと、リチウムイオン電池とモーターってわけです。

車の心臓部分ですね。

 

つまり、そうとう重要な部分になってくるわけです。

 

・・・。

 

で?!

 

ここからが研究としては重要になってくるわけです。

 

次回、具体的にどう重要なのか。

この「原動機」という言葉、

要チェックです!

 

ulv.jpg

090701_1.jpg

 

ドドーン!

 

「おっ!」って思った方もいるかもしれません。

なんと第13回目にして、ULVシャシー側初公開なんですね。

 

今回はこのシャシーについて、ちょっと解説したいと思います。

 

ULV4号機での量産化・低コスト化に向けて、

結構重要な部分になってくるはずです・・・

 

 

現在ULVのシャシーは、

 

CFRPモノコック構造」

 

という形式を用いています。

まずCFRPというのは素材のことで、簡単に言ってしまえばカーボンです。

ボディと同じものを使っているんですね。

 

つまり、

 

非常に高価なんです・・・

 

そして、モノコックとうのは形のことを言います。

骨組みと外板をまとめてしまったもので、

軽くて頑丈なものが作れるといわれています。

身近なもので言うと、段ボール箱もモノコック構造の一種なんですね。

 

ちょっと難しい話をしたかもしれませんが、

分かって頂けたでしょうか?

 

さて、どうやってこのシャシーを量産化・低コスト化していこうか・・・

ulv.jpg

 

090623_1.jpg

66日(土)、7日(日)の2日間、

代々木公園で開催された「エコライフ・フェア」に、

ULVを出展してきました。

 

今回は2号機、3号機そろっての出展です。

 

 

 

 

090623_2.jpg


 

 

会場内でのデモ走行も行い、

2日間通して本当にたくさんの方々に見てもらえることができました。

 

訪れてくれた人と会話をして、

次世代型モビリティに対する関心の高さを実感しました。

 

そしてここでも子供には大人気!

 

 

 

090623_3.jpg

子供の好奇心って本当に凄いです。

 

1日目は若干雨もちらついていましたが、

2日目は晴天となり、来場者数も増えていい感じ・・・

 

 

090623_4.jpg


 

 

と思ったらここで、問題発生。

 

それは車内の暑さ・・・

乗り込んだ子供たちは暑い暑いとすぐ飛び出してくる・・・

 

現行のULVは車内が真っ黒で通気性も悪い、

空調ももちろんありません。

 

山積みの問題の一部を実感することになりました。

 

ということで、ULV4号機に改めて期待です。

 

"飲料容器"のあんな見方こんな見方?

kankyo_anna_konnna.jpg


今回は、飲料容器の中でもお馴染みの「ペットボトル」について考えてみます。

ペットボトルのリサイクルについては賛否両論あります。

しかし、日本では「容器包装リサイクル法」という法律があり、自治体の責任でペットボトルを分別回収しリサイクルしなくてはならないのです。

そのため、家庭からゴミを出す際には、燃えるゴミや燃えないゴミの他にペットボトルも分別して出さなければならないんですね。

 

では、本当にペットボトルのリサイクルに意味はあるのでしょうか。

リサイクルすることが、エコにつながっているのでしょうか。

もしかしたら、ペットボトルをリサイクルしないほうがかえってエコだったりするかも・・・なんて考えたことはないですか?

ちなみに、今の技術をもってすれば、ゴミ処理工場等でペットボトルを燃やしてもダイオキシンなどの有害物質は全く出ませんし、

ペットボトルは生ゴミを燃やすエネルギーにもなりますので、リサイクルなんてしないで、焼却処分したほうがいいんじゃないか、という意見もあるほどです。

その上、ペットボトルのリサイクルはお粗末な状況であり、現在さまざまな議論がなされているところでもあります。

 

皆さまは、ペットボトルのリサイクルについてどのようにお考えですか?

 

それでは少し見方を変えてみましょう。

前回のレジ袋の話題と同様に、ペットボトルを削減(リデュース)していくという見方をすると、また一味違った考え方ができるのではないでしょうか。

リデュースという言葉はなかなか聞き慣れないですが、リデュースがリサイクルやリユース(再利用)よりも確実に効果的であることに間違いはありません。

実際にペットボトルをリデュースするために私たち消費者ができることは、ペットボトルの消費を抑えることです。

つまり、ライフスタイルを変える努力をしなければならないのです。

 

いずれにせよ、このような環境問題を考えるときには、ライフスタイルや社会システムの変革を見据えた中・長期的なアプローチが必要なのではないでしょうか。

ulv.jpg 



090610_1.jpg

 

228日(土)にイオン越谷レイクタウン店にて開催された展示会に

ULVを出展してきました。

 

大人も

 

  090610_2.jpg

 

 

子供も

 

090610_3.jpg

本当にたくさんの方々に興味を持って頂けました。

特に、子供たちは実際に運転席に座ってみたり

ハンドルを触ってみたりとULVに興味津々でした。

 

そんなULVはたくさんの企業にご支援を頂いております。

 

 


090610_4.jpg

 

坂田建設株式会社

三菱マテリアル株式会社

株式会社鈴徳

富士火災海上保険株式会社

アサヒ飲料株式会社

SFJ株式会社

壷内タオル株式会社

グリーンポイントクラブ

株式会社浜野製作所

共同印刷株式会社

ジェイコム株式会社

株式会社墨田電材社

株式会社昭電

東京東信用金庫

株式会社二宮五郎商店

墨田区商店街連合会

※順不同,敬称略

 

これからも、世の中のニーズに応えられるよう

開発を進めていきます。

 

ulv.jpg

090529_1.jpg

 

本日はいよいよ実証試験当日です。

さて、今回の実証試験の目的を整理しておきましょう。
今回実証試験を行ったのは墨田区です。
普段、職員の方は、区役所と中小企業センターの間を
業務用車両等を利用して行き来していましたが、
その代わりにULVを使用してみるとどんなメリットがあるのか
検証してみるということが今回の大きな目的です。

さて、今回の実証試験ではどんなことがわかったのでしょうか。
下の図をご覧ください。

   090529_2.jpg

 

今回の実証試験で、
業務用車両に比べ、ULVではCO2排出量が約90%、
エンジンミニカーに比べて約18%も削減できるということがわかりました。
しかし、現在、ULVの製作には莫大なコストがかかってしまいます。
そこで、今後は量産可能で低コストなULVを目指していきます。

ということで、今回はここまで。



ulv.jpg

090527_1.jpg


いよいよ迫ってきた墨田区でのプレ実証試験に向け、作業も最終段階に入ります。

写真では、なかなか分かりづらいですが、地面が若干濡れているのが分かりますか?

この写真は、雨の日を想定した、車内への水漏れ実験をした直後の様子なんです。

この実験の結果―

 

なんと―



水漏れが―

 

ありませんでした。

 

 

明日はいよいよ実証試験です。

 

 

one_point.jpg

  

ガソリンは、言うまでもなく自動車の燃料です。エンジンを動かし、自動車を動かすエネルギー源です。ガソリン価格の乱高下、自動車不況、高速道路料金等いろいろと話題になっていますね。

 

自動車からのCO2は、車のエンジンでガソリンを燃焼させますので排気ガスと一緒に出てきます。自動車の性能を現す重要な指標として「燃費」があります。

これは、1Lの燃料でどのくらいの距離を走ることができるかを現す指標です(単位は、km/Lで現わされ、大きいほど優れていることになります)。

 

燃費という観点では、ガソリンエンジンより軽油を使うディーゼルエンジンが優れており、ヨーロッパではCO2対策の観点から一般乗用車にもディーゼル車が普及しつつあります。日本では、他の排気ガスの大気汚染等に与える影響が懸念され少し違う動きになっています。

 

その他、ガソリンエンジンと電気エネルギーを組み合わせたハイブリッド自動車や電気自動車、あるいは水素エネルギーを活用した燃料電池自動車等が注目されていますね。

しかし、これらの低公害車に完全に置き換わるまではもうしばらく時間がかかりそうです。車に乗らなくて済む時は、公共交通機関を利用し、どうしても車に乗る必要がある時はエコドライブを心がけましょう。

 

また、車の整備を適切な時期に行っていくことも燃費改善につながります。ガソリン代が家計に与える影響は、小さくないと思いますので少しずつ実践していってみてください。

 

早稲田大学 小野田准教授のワンポイントエコ授業
 
みんなで学ぼう!地球で起きてるこんなこと 
 
地球健康クラブ
 
早稲田環境研究所
 
NPO法人469maネット
 
このシロクマランドは早稲田環境研究所と地球健康クラブが共同で運営しております。

Supported by
Earth Health Club Corporation

月別記事