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第6回 卒業式に桜が満開

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みなさん、こんにちは。

「寒い冬も終わり、いよいよ春ですね。」といいたいところですが、温暖化の影響で暖冬になりました。

ところで、春といえば桜ですね。暖冬の影響もあり、桜の開花時期が1週間から10日も早まるそうです。暖かくなり、過ごしやすくなるのは嬉しいことですが、一方で、入学式を待たずして卒業式に桜が満開というのは、ちょっぴり寂しいですね。


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早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員     神宮文代

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   みなさん、こんにちは。

前回のお話、覚えていますか。このまま温暖化がすすめば早くに沈んでしまうであろう国の話をしました。日本に住むみなさんは、自分の国はどうなるのか心配ではありませんか。このままでは、日本でも被害を受ける地域が出てきてしまうのです。

仮に、海面が1メートル上昇したとします。そうした場合、東京の下町にあたる低地地域は海水面より低くなってしまいます。もし、満潮時に高潮や津波がおそってきたら・・・。もう他人事ではないのです。

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出典:『環境白書』


早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員   神宮文代

 

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 みんさん、こんにちは。前回は"ツバル共和国"という島国についてお話しました。温暖化によって、すでに被害を受けている国でしたね。

 実は、この国以外にも沈んでしまう危機にさらされている国があります。フィジーという島国です。この国でもすでに村の土地が浸食されてしまっています。

そのほかには、海抜がわずか2メートルほどのモルディブの首都があるマレ島。マレ島は、海面が1メートル上昇したら沈んでしまうそうです。

このように、温室効果ガスを出していない国が被害にあっているのです。


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出典:全国地球温暖化防止活動推進センターHP(http://www.jccca.org/)


早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員   神宮文代

みなさん、こんにちは。

今回は、地球温暖化の深刻化によって、実際に沈んでしまうかもしれない"ツバル共和国"という島国を考えます。温暖化が進み、海氷がとけて、動物たちが危機にさらされていることは前回お話しました。今回は、動物たちではなく、私たち人間が危機にさらされている国があることを知っておきましょう。

温暖化の影響で海面が上昇すると、一番初めに沈んでしまうといわれている国が、南太平洋にあります。"ツバル共和国"という海抜の低い国です。いくつかの小さな島はすでに沈んでしまいました。この国では、海面の上昇と海岸の浸食のため、さまざまな問題が起きています。たとえば、地下水に海水が流れ込み、その結果飲み水がなくなってしまったり、土の中に海水がしみ込んで、作物が育たなくなってしまったりなどです。人間が生きていく上で必要不可欠なものが徐々になくなってきているのです。そのため、"ツバル"の人々の生活は、大きく変わりつつあります。



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出典:全国地球温暖化防止活動推進センターHP(http://www.jccca.org/)


早稲田大学環境総合研究センター

客員研究員   神宮文代

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みなさん、こんにちは。

今回は、地球温暖化が深刻化している中で、このサイトのシンボルでもあるホッキョクグマはどうなっているのかを見てみましょう。 温暖化が進み、海氷がとけて、ホッキョクグマがエサをとったり、子育てしたりする場所が少なくなり、生息がおびやかされています。解氷時期が1週間早まると、ホッキョクグマの体重は10kg前後減るといわれており、子グマの生存率も低下しています。生きのびるために、となりのもっと大きな氷に移らなければならないホッキョクグマもいます。

しかし、長距離の移動を乗り越えるクマが少なく、ほとんどは死んでしまいます。このため、ホッキョクグマの数は年々減少し、現在米アラスカ州とノルウェー、ロシア、カナダなどに2万から2.5万頭しか生息していないと推定されています。 今年514日に、米国はホッキョクグマを米国絶滅危惧種法(ESA)の絶滅する恐れのある種に指定しました。今から温暖化対策を実施していかないと、近い将来、水族館からホッキョクグマの姿は消えてしまうかもしれません。


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株式会社早稲田環境研究所
研究員 胡浩(ココウ)

 身の回りには、CO2の発生要因となっているものがたくさんあります。

 今回は、CO2がどこから出ているかを考えてみましょう。ここでは、イメージがわきやすいようにみなさんの家庭(つまり、家の中)を思い浮かべてみましょう。

 

 みなさんの家庭では、どんなエネルギーを使っているでしょうか?

 

080805_1.gifシロクマランドに毎月、データを入力していただいている方はわかりますね。電気、ガス、灯油(注:家庭によっては使っていないものもあると思います)、それから、自動車に乗る方はガソリンを使っています。いずれもみなさんの便利な生活を支えているものですね。

 CO2を上手に削減していくためには、どのエネルギーがどこで使われているかを知ることが大切です。ぐるっと周りを見渡すと、さまざまな製品が目に入ると思います。
それらの製品がどんなエネルギーを使って動いているか考えてみましょう。

 

2008/08/05
早稲田大学環境総合研究センター

准教授
株式会社早稲田環境研究所 代表取締役

小野田弘士

第1回 地球で起きてるこんなこと

はじめに

 みなさん、こんにちは。

 最近、環境問題が注目されているなかで、黄砂、干ばつ、暖冬などの異常気象に関するニュースに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

その原因のひとつが、温室効果ガスの大量放出に起因する地球温暖化です。「温暖化といっても12ぐらいの変化でしょう。」と軽視されやすいのですが、それは間違った認識です。私たちは都市に住み、エアコン、冷蔵庫、テレビなど、人間の知恵を積み重ねて創造してきた科学技術に恵まれ、快適な生活を暮らしている一方、自然のわずかな変化に鈍感になり、黄砂、竜巻などの大きな異常気象にしか着目せず、大自然から離れつつあります。

生態系は私たちが思うより、ずっと複雑なものです。わずかな気温の上昇で微生物の大量繁殖、氷河の融解、動物の絶滅などの現象につながってしまうのです。ですから、1の変化だけで生態系に大きな影響を与えてしまうのです。

それでは、具体的に温暖化によってどんなことが起きているのでしょうか。

⇒氷河がとけてしまう!

 氷河はその美しい姿と壮大なる大自然の魅力で多くの観光客を呼んでいます。しかし、氷河のメリットはそれだけではありません。

地球上の淡水の70%を保持していることに加え、生態系にも大きな役割を果たしています。温暖化の影響で今世紀の終わりまでには平均気温の上昇は4に達し、この大切な氷河は、ほとんどが失われてしまうといわれています。これにより、海面が上昇し、沿岸部とのそ生態系が破壊されるほか、標高の低い島は水没してしまう可能性もあるのです。そのほかにも、氷河の水を頼りにしている国々では、大きな水不足が起きてしまいます。

⇒北極の動物が絶滅!

 氷原が広がる美しい北極には、イッカク、ホッキョクグマ、ホッキョククジラ、シャチ、セイウチなどの動物園や水族館の"人気者"が生息しています。しかし、地球温暖化の影響で、動物たちは被害を受けています。たとえば、角を持つ小さな鯨"イッカク"は、氷で99%閉ざされている海域で生活しています。氷がとけると、天敵のシャチが生息海域に侵入しやすくなります。また、気候変動への適応能力が低いため、北極の中で絶滅の可能性が1番高いとアメリカの研究チームが発表しています。

 そのほか、ホッキョクグマは現在、世界に約2?2.5万頭が生息しています。彼らは氷の上でエサをとって暮らしています。北極海の氷は、10年間で10%ずつとけて減っているといわれています。氷の大地がバラバラになると、ホッキョクグマたちはエサがとれなくなり、もっと大きな氷へと移動しなくてはなりません。しかし、隣の氷まではとても遠くて、ほとんどは死んでしまいます。ホッキョクグマの絶滅可能性は2番目に高いとアメリカの同じ研究チームが発表しています。


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これだけではなく、オゾン層の破壊、酸性雨やその他の異常気象も温暖化と関係があります。「まさかこんな悲しいことが起こっているとは・・・。」と思われた方も多いのではないでしょうか。でも、これを知るだけでも大きな一歩です。

こうした事態を食い止めるために、私たちと一緒に今から省エネ・省CO2活動を実践してみましょう。次回からはテーマ別に紹介していきたいと思います。


株式会社早稲田環境研究所

研究員 胡浩(ココウ)

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