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エコドライブを徹底しましょう その2

今週は、先週ご紹介しました「簡単!だけど重要なエコドライブの3項目」のその2とその3をご紹介します。

 

その2ゆっくり加速

加速の仕方についても、簡単にできる改善の方法があります。走り出しの際、アクセルを急に踏み込むのではなく、例えば11から15秒で40km/h まで加速するようにする、などです。ゆっくり加速することで、40km/hにおける燃費向上を図ることができます。

下図は、前方の車両の影響がなく40km/hまで加速できているトリップを用いて被験者の加速走行の良い例と悪い例を比較したものです。

 

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左の良い例では、発進時の加速が適正で、理想の加速範囲内で加速ができています。一方、右の悪い例は、スタート時にアクセルを踏みすぎてしまい、発進時の加速が急になっていますね。その結果、良い結果では40km/hにおける瞬間燃費が、悪い例に比べて1.9倍に、価格換算の結果やCO2排出量は約2倍になっていました。ゆっくり加速する、なんてドライバーの気持ち次第のことですし、本当に簡単なことにもかかわらず、意外なほど効果があることがわかります。

 

その3:一定速度で走る

走行時、スピードを出したりゆっくり走ったりを繰り返すと、エンジンの回転数をその都度変えることになり燃費が悪くなってしまいます。

下図は、前方の車両の影響がなく40km/hまで加速できているトリップを用い、等速走行時の良い例と悪い例を比較したものです。良い例ではアクセルを一定とし、―0.5から0.5m/s2の範囲で等速走行しています。


110415_2.jpg


左の良い例では、アクセルがほぼ一定で車速が一定で走行できています。一方、右の悪い例ではアクセルが一定でなく、等速走行中に無駄な加減速をしていて、車速に変化がみられます。悪い結果は良い結果の約1.3倍燃料を消費し、価格換算の結果もCO2排出量も1.3倍になっています。一定速度で走ることも簡単なことですが、結構な差があることがわかります。

 

今日から「簡単!だけど重要なエコドライブの3項目」を実施して、みんなで上手にエネルギーを使っていきましょう。

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