さあ、いよいよクリスマスが近づいてきましたね。
クリスマスというと何が思い浮かびますか?サンタクロース?プレゼント?ケーキ?
皆さん色々なことが思い浮かぶでしょうが、私はイルミネーションを思い浮かべます。
さて、このイルミネーションですが、何か感じませんか?
そう、イルミネーションはどれくらい電力を使っているのかということです。
ちょっと計算してみましょう。
ここで、昨年東京の表参道で行われた「表参道H.I.S.イルミネーション ベルシンフォニー2009について考えてみます。
2009/12/1-2010/1/10の17:00-22:00にライトアップが行われました。
このイベントではイルミネーション用LEDが約63万球も使われたようです。
ここで、1時間あたりの消費電力を考えてみます。
イルミネーション用LEDは100球当たり約6Wなので、63万球では約38kWhとなります。
1日5時間の点灯なので、1日で約190kWhとなります。
電力料金に直してみましょう。1kWhあたり15円とすると、1日で2850円です。
思ったより電力料金が少ないと思ったのは私だけでしょうか?
期間中は約40日間なので、期間中の電力料金の合計は11万4千円となります。
あれだけ話題があって、人もいっぱいくるのに、電力料金はこれだけなんですね!
なぜこんなにも安いのでしょう?それは何度も出てきていますが、「LED」だからです。
もし今まで主流だった白熱球のイルミネーションだったら電力料金がいくらか想像できますか?
白熱球のイルミネーションライトの消費電力はLEDよりも、約17倍も大きいようです。
なので、お金も17倍必要です。
つまり、このイベントを全て白熱球だけで行なおうとすると、40日間でなんと約190万円必要です。
技術の発展はすごいですね。
エコなイルミネーションが世の中にたくさん広がっていくといいですね。