最近、CO2を巡る数値をいろいろなところで見かけるようになってきました。私のところにも「CO2の計算をしてほしい。」という依頼が頻繁にくるようになってきています。とくに、企業の方々は、数値で表現した方が、インパクトがあるので、ニーズが高いようです。
そのときにその数値に惑わされないようにしてください。同じCO2でも、それが「排出量」なのか「削減量」なのかで意味は大きく変わってきます。例えば、この469maランドで出力されるのは「排出量」です。排出量は当然、少ない方がよいですよね。一方、「削減量」は何かと何かを比較して、どれだけ減ったかを表現する場合に用いられます。たくさん、削減した方がよいので、削減量は大きい方がよいです。
これらの情報は、一種の情報提供やPRの材料として活用されることが多いです。したがって、少し言い方は悪いですが、情報を提供する方は、自分たちの都合がよい数値を提示しようとします。本来は、その数値がどのように計算されたのかまでを検証する作業が必要ですが、まずは、CO2に関する数値を目にしたら、それが「排出量」なのか「削減量」なのかを見分けるようにしてみてください。
下記の雑誌では、「CO2削減量」を教えてほしいということで取材を受けたものです。実は、これを説明するためには、非常に細かい条件設定が必要になるのですが、紙面の都合上、詳細な説明はできませんでした。上記の観点から、改めて眺めてみてください。
http://e-wei.co.jp/pdf/1003%20oggi.pdf














