現在の世界の人口は、68億人を超えどんどん増え続けています。国別でみると、1位が中国、次いでインド、アメリカ・・・そして10位に日本があがっています。
人口が増加すると、どのようなことが起こるのでしょうか。まず、生きていくために食糧が必要になります。しかし、この人口を満足させるだけの食糧は、残念ながら地球上にはないといわれています。
この人口問題の対策として記憶に新しいものに、1970年代後半からはじまった中国の"一人っ子政策"が想起されます。この対策は中国に急成長をもたらしました。
少なからず、人が増えれば二酸化炭素(CO2)排出量は増えていきます。環境という側面を考えても、人口問題は大変重要な課題といえます。
早稲田大学環境総合研究センター
客員研究員 神宮文代