はじめまして。
きっとこのページを見ている人は環境意識の高い人が多いので、職場でも家庭でもエコに取り組んでいらっしゃると思います。
地球温暖化の原因となっているのは、人間の活動から出される二酸化炭素(CO2)。このCO2の排出量を減らしていくことが大切です。
家庭で行っているエコ活動がどれくらいCO2の削減になっているのかを学ぶため、このシリーズでは、家庭のエコ活動を数字で表現してみたいと思います。
もうすっかり夏らしい日が続いていますね。
夏になくてはならないエアコン。実は家庭の消費電力の約25%!!を占めているのです。
28℃設定がオススメとされていますが、みなさんのお宅の設定温度はいくつでしょうか?
冷房の設定温度を1℃高くするだけで、どのくらいCO2を減らすことができるのか調べてみました。
環境省のデータによると、1年あたり112日使用するとして、27℃設定を28℃にすると、11.8kg-CO2/年のCO2が削減できるのだそうです。
一日あたりのCO2削減量は、11.8kg-CO2/年÷112日=105g-CO2/日ですので、105gです!
エアコンが28℃ではちょっと暑いという方、扇風機を併用してはいかがでしょうか。
扇風機が30W として1時間使用すると
電力のCO2排出係数は、日本平均で0.419kg/kWhですから、
30W×1h×0.419kg-CO2/kWh=12.6g-CO2
となり、約13gのCO2で済みます。
これから夏本番ですが、打ち水やうちわも活用して、暑い日を乗り切っていきましょう!