前回は、
「製造→輸送→回収・洗浄→リサイクル→廃棄されるまでの間に最もCO2が排出される飲料容器はどれでしょう?」
というクイズを出しました。
ということで、正解を発表します。
正解は、ワンウェイびんでした。
結果は、下のグラフのようになっています。
ちなみに、リータナブルびんについては5回再利用したケースと20回再利用したケースを比較してみました。
リターナブルびんは回収・洗浄で他の飲料容器より多くのCO2を排出しますが、製造や廃棄段階のCO2排出量を1/20とみなせるので、その分CO2排出量は減少します。
そして、最もCO2を排出しない飲料容器は、
「アルミ缶」
でした。
これは、アルミ缶がリサイクル性に優れているということを裏付ける証拠なんです。
アルミ缶は製造時に多くのCO2を排出しますが、アルミ缶をリサイクルする場合はそれほどCO2を排出しないため、CO2の排出量を少なく見積もることができるんです。
ということで、5回にわたって飲料容器のあんな見方やこんな見方をしてきましたが、
飲料容器については、ここまで。
次回からは新たなテーマで、あんな見方やこんな見方をしていきましょう。