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生活環境の安全教育について3

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        「Co2見える化 井戸端会議室」では、早稲田環境研究所の研究員が身近な環境問題やCO2削減について、ご説明します。今回は「安全教育?」担当は"YUM"です。

 本年最初のブログは昨年に引き続き「安全教育」についてご紹介します。今年もブログをよろしくお願いします。

 

前回に引き続き、

 

事故を防ぐためにメーカーでは安全に配慮して製品の設計を行っています。安全配慮設計やユニバーサルデザインという言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

ユニバーサルデザインの例として、ガスコンロの着火部(ツマミ)の形状を挙げてみます。カセットコンロと違って、キッチンで動き回っていて着火部にぶつかっても簡単に回らないように工夫されています。

 

また、使わないときは収納できるようになっているものもあると思います。これは意図しないところで着火部が回ってしまうと、気づかぬうちに火事あるいはガス中毒になってしまうのを防ぐ、製品側の工夫です。このように日常生活で使うものの多くの製品には事故を防ぐ工夫がされているのです。

 

しかし、いくらメーカーが安全に配慮したものを作ったり、人が考えうる範囲で気をつけても事故は起こってしまうものです。でも、同じ原因による事故を防ぐためには、起きた事故を収集し、公開し、必要であれば人に事故を安全な形で体験させていくことが有効だと僕は考えています。

 

事故の情報は国民生活センターや各自治体の消費生活センターで知ることができますし、独立行政法人の製品評価技術基盤機構(NITE)というところでは専門的に分析してホームページに公開しています。

製品を使う立場の人が積極的にそういった情報を公開し、提供していくことでよりよい製品が生まれてくるのではないのかなと思います。

 

2009/1/13

 

早稲田環境研究所 研究員 "YUM"

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